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日本美食-----------料理用語 み
时间:2009-02-06 16:41:38  来源:  作者:鱼山人

料理用語 み

身洗い<みあらい>
     魚貝や鳥獣肉を酒、酢、塩、醤油などで洗う事。
     目的は臭み取りや身締め。


磨き<みがき>
     ごぼう、ごま、しょうが、魚の上身その他
     材料をきれいにすること。


身欠け鰊<みがきにしん>
     内臓を出して干し、さらにそれを裂いて身だけ干す
     完全に乾燥させたニシン。
     これを戻すのは棒鱈より難しく、各店の秘伝。
     米のとぎ汁と冷水で数日かけて戻す。


微塵粉揚げ<みじんこあげ>
     小麦粉、卵白、みじん粉の順で衣とする。
     みじん粉を道明寺にすれば『道明寺揚げ』
     もち米を蒸して乾燥させ細かくしたのが道明寺
     道明寺をもっと細かくしたのが、みじん粉
     道明寺を煎れば、新びき粉
     みじん粉を水でさらしたのが、寒梅粉。


水貝<みずがい>
     アワビの夏向けお造り。
     正身をサイの目に包丁して小さなサイコロ状に
     器に塩水、氷、胡瓜等とともに浮かせる。 


水菓子<みずがし>
     和食の献立上では果物を指す。


水物<みずもの>
     果物。または寒天を使った流しもの。


水切り蒸し<みずきりむし>
     材料の水分をとばすための下処理。
     佃煮、角煮などで仕上がりが違ってくる。


水葛揚げ<みずくずあげ>
     水溶きの葛か片栗を衣にした揚げ物。
     沈殿を防ぐにはメレンゲか小麦粉を少量。


水塩<みずじお>
     塩を素早くむらなくしかも濁ることなく調味に使う
     こうした場合に使う塩を溶いて漉した水。
     関連記事 アク引き塩


水焚き<みずたき>
     材料を水から煮ていくという意味。
     しかし博多の『水炊き』つまり鶏鍋が代名詞。


水出汁<みずだし>
     昆布、干瓢、椎茸を水でも戻し
     それを出汁にする精進の手法。


味噌<みそ>
     和食の根幹のひとつであり短い文で表現不可。
     しかし簡素にまとめると以下になる。
     蒸し大豆に米、大豆、大麦いずれかの麹を
     塩とまぜて作る発酵食品である。
     米麹は西京味噌、仙台味噌、信州味噌など
     麦麹は田舎味噌など
     豆麹は八丁味噌など
     赤味噌・白味噌は塩分濃度の違いで赤が濃い。
     縄文からの日本独自の食品とされる。


<みぞれ>
     1 大根を鬼おろし(荒おろし)したものを使う料理
       蒸し、揚げ、煮、焼き、和え、汁、鍋
       大根の他蕪を使うこともある。
     2 かき氷に蜜をかけたもの


緑和え<みどりあえ>
     胡瓜や豆類など緑野菜をおろし又漉したもので
     材料を和える。別名「春山和え」「五月和え」


三石昆布<みついしこんぶ>
     日高昆布のこと。


湊切り<みなとぎり>
     刀法のひとつ。
     色紙型(正方形)を斜め切りにすること。
     右片を「そで」、左片を「みなと」と言う。


峰扱き<みねごき>
     薄皮のある魚、アジ、サンマ、サヨリなどの皮を
     包丁の背(峰)で引くこと。


明礬<みょうばん>
     硫酸カリウムアルミニウム。
     この粉末が市販の「焼きミョウバン」
     甘露煮の煮崩れ防止、ナスの色どめ、
     大和芋、薩摩芋、栗の色出し、
     大根けんの変色防止、
     生ウニを箱詰めする際の添加剤など色々
     殺菌作用もあるので昔は井戸水の清澄剤にした。


味醂<みりん>
     和食の隠語で「流れ山」と言う。
     まずうるち米を麹に作る
     それで蒸したもち米で糖化させ
     焼酎を加えて醸造する
     そして粕をしぼり完成させる。
     つまりは酒である。
     料理に照りと甘味をつける場合は
     材料を固くする性質があるので
     仕上げ近くに使用する。
     またアルコール分は切っておく。(煮沸)


宮島<みやじま>
     「しゃもじ」のことを宮島と呼ぶ。
     安芸の宮島産木製しゃもじが高名なことから。


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