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日本料理-----------料理用語 し
时间:2009-02-06 18:41:24  来源:  作者:鱼山人

料理用語 し

強肴しいざかな
     懐石料理用語。
     一汁三菜、箸洗い、八寸の他に出す料理。
     炊き合わせから和え物まで、特に薦めたいものがあるとき
     お客にすすめるもの。ゆえに別名が「進め肴」


しお
     およそ料理においてこれ以上重要な物は無い。
     料理人としては、純粋な塩化ナトリウムに近い 
     食卓塩や精製塩を排し、少なくとも荒塩・並塩
     以上を使用すべきである。
     食用塩の知識は自ずから吸収したいところ。
     「青を映えさせる」「味付けの塩は控えめに」
     この二つの特徴は基本である。


塩釜しおがま
     本来の意味は塩を製造する釜。
     料理では塩をした魚を和紙で包み卵白で密封
     かまくら状に塩で包みオーブンで蒸し焼きにする。
     これが「塩釜蒸し」又は「塩釜焼き」である。
     微塵粉と砂糖を溶いて作った菓子もあり、
     松島の港、「塩釜」が発祥だと云う。


塩引きしおびき
     塩蔵魚類。代表が鮭と鰤。
     鮭の場合、強塩が塩引き、ひと塩を新巻という。


塩摺りしおずり 
     主として胡瓜に塩をしてまな板で擦ること。
     「板ずり」と同じ意味である。
     汚れとイボを落とす。さらに瞬間湯引きで色も出る。


塩抜きしおぬき
     塩蔵品の塩を真水で抜くこと。
     真水に少量の塩を加えると早い。これが「呼び塩」


塩煎りしおいり
     豆類や銀杏などを塩で煎る料理。


塩吹きしおふき
     本膳の鯛姿焼き、その鰭や尾を飾る水引。
     または塩焼きの「塩花」、「飾り塩」をさす。


直煮じかに
     煮物は下煮・下焼き・下揚げする事が多い、
     しかし直に煮る場合もあり、これを
     「田舎煮」「山家煮」ともいう。


地紙切りじがみぎり
     末広や扇の形に切る。祝い事に使う場合が多い。


色紙切りしきしぎり
     主として正方形に切る。


鴫焼きしぎやき
     鴫を焼いた本来の鴫焼きよりも、
     油と練り味噌で焼いた茄子の鴫焼きが一般的。


時雨煮しぐれに
     生姜をきかせた佃煮。ハマグリが有名。
     別名しようが煮。


四条流しじょうりゅう
     生間流と同じく京都御所から発達した流派。
     日本料理の祖「磐鹿六雁命」と共に
     祖神とされる「藤原朝臣山陰中納言政朝」が
     この派の祖。室町以降代々続く家柄。
     儀式的な要素が濃い。


式包丁しきほうちょうう
     主に上記の流派に受け継がれる儀式。
     それに使用する包丁で、鯉と鶏で形が異なる。


七五三盛りしちごさんもり
     儀式、祝事に使う刺身の盛り方。
     平作りにした刺身を三、五、七切れに盛る。
     祝儀には紅白にする事が多い。
     日常料理では必ずしもこの盛り方にする必要はない。


七味唐辛子しちみとうがらし
     陳皮、胡麻、麻の実、けしの実、山椒、菜種、
     赤唐辛子にこれ等を加えた香辛料。
     塩にこれを加えた揚げ物用が「七味塩」


卓袱料理しっぽくりょうり
     中国から長崎に伝来し和食と混合した料理。
     卓袱は食卓布を意味する。又は赤い卓子。
     六人がけの卓で会食する。
     御鰭、御味噌、御菜差味、小菜湯引き、
     小菜口取り、小菜甘味、小菜焚会、小菜漬け物
     坪椀、中鉢、大鉢、煮物椀、御飯、梅椀、水菓子。
     小菜(冷)と温菜に分けて供される。  


品川巻き<しながわまき
     品川は海苔をさす。


信濃蒸ししなのむし
     信濃は蕎麦をさし、白身魚を乗せて蒸す。


信田しのだ
     信田は油揚げをさす。
     丼・うどん、すし、煮物、酢の物、和え物、袋詰め等。
     由来は大阪信田の稲荷。いなりすしの別名でもある。


篠の葉しののは
     大きく成長したスズキを指す言葉。


忍びてしろしのびてしろ
     シビ(小まぐろ)の軟骨をてしろと言う。
     それを塩と酢で締め、醤油で食べる。


芝鮨しばずし
     笹の葉を舟にみたて鮨を盛る。芝舟すし。


柴蒸ししばむし
     笹の葉に卵液を塗り、白身魚、
     雑木に見立てた松茸の軸などを乗せて蒸す。


治部煮じぶに
     鳥(鴨が主)を両味(砂糖・醤油)と酒塩で調味
     出汁が主体の薄味。
     鴨でなくてもこれに沿った煮方。


霜揚げしもあげ
     霜が降ったようにみせる揚げ方。


忍びしのび
     日本料理で幅広く使われる言葉。
     隠し味、表面から見えぬ素材をさす事が多い。


じゅう
     1 重箱の事。
     2 懐石で焼き物をさす言葉


重曹じゅうそう 
     炭酸水素ナトリウム。重炭酸ソーダの略語。
     主に漂白や色だしに使う。
     ビタミンBを破壊する事が分かっている。


出世魚しゅっせうお
     鰤、鱸、鯔、このしろ等成魚になるまでに
     二回以上名前が変わる魚。縁起物とされる。


じゃぱ汁
     鱈のアラの粕汁。


正月料理しょうがつりょうり
     おせちは関東風の呼び方である。
     口取り四種
     きんとん、ようかん、かまぼこ、だてまき
     他に煮物、焼き物、雑煮、酢の物、祝い肴など。


定規切りじょうぎぎり
     主として魚を三角形に切る刀法。


定切りじょうぎり
     魚を長方形に切る刀法。


焦糖しょうとう
     砂糖を水で煮詰めたもの。カラメル。


生麩しょうふ
     小麦の澱粉で麩を作るときに、底に沈殿したもの。
     それを乾したもの。


精進料理しょうじんりょうり
     鳥獣魚肉を使用しない菜食料理である。
     野菜一種の単独揚げの「精進揚げ」
     昆布、椎茸、干瓢などで取る「精進出汁」
     稲荷、五目、のり巻の「精進鮨」
     塩をした豆腐を乾燥させた「精進節」
     ただし現在は隠し味に動物性を使う場合が多い。


醤油しょうゆ
     現在の醤油は夏場でもカビない。
     これを良いと考えるか悪いと考えるか、
     判断は各人に委ねる他あるまい。


白髪しらが
     野菜を極千に切ったもの。
     昆布を「白髪昆布」という、
     これで魚を巻いて蒸すのを「白髪蒸し」
     翁という呼び方もする。
     「白髪切り」は大根を打ったもの。 


白河しらかわ
     白あまだいのこと。
     本来の「ぐじ」はこの魚をさしていた。


食紅しょくべに
     各色の人口着色料の総称。


白塩焼きしらしおやき
     魚の塩焼き。
     塩をふって焼くと結晶化し花を散らす様になり
    「花塩焼き」ともいう。


白蒸し
しらむし

     米(もち、うるち)単体で蒸すものと、
     もち米と魚を蒸すもの。


白妙揚げしろたえあげ
     卵白の泡立てを入れた衣で揚げるやり方。
     別名「白扇揚げ」


白妙酢しろたえず
     泡吉野酢。
     吉野酢に泡立て卵白を入れる。


白妙焼きしろたえやき
     白酒(もち米・みりんで作る甘い酒)で
     つけ焼き、かけ焼きにして魚を焼く。


白八方しろはっぽう
     うす八方と同じ。
     醤油を減らし、塩に代えた八方出汁。


正身しょうみ
     上身ともいう。
     皮、血合い、骨などを取り除いた肉。


陣笠じんがさ
     さつま芋の切り端。


しんじょう     
     白身魚の正身をすりつぶしたもの。
     蒲鉾などの基礎材料になる。
     料理の用途は実に幅広い。
     白身以外の素材も多い。


信玄弁当しんげんべんとう
     信玄考案の信玄袋に入れた野外弁当。
     料理屋で簡便な食事として出す。
     献立に決まりはない。


新五朗しんごろう
     福島のいろり料理。
     団子をいろり火でたれ焼きにする。


新香しんこう
     旬の野菜の糠味噌漬けや塩漬け。
     一般に漬け物すべてが新香だと思われているが、
     たくあんや味噌漬けは「新香」ではない。


新挽粉<しんびきこ>
     もち米の粉であり、真挽粉とも書く。
     和食では「道明寺」と呼ぶ事が多い。
     揚げ、蒸し、口代わりに使うほか、
     鮮やかな色にした道明寺を料理の掻敷にも使用する。  



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