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日本美食-----------料理用語こ
时间:2009-02-06 18:46:05  来源:  作者:鱼山人

料理用語こ

子・卵<こ>
     こがらみ、子持ち、云々と使う料理の主に冠詞。
     魚の卵が殆ど。


濃茶<こいちゃ>
     挽き茶を増量して濃くしたもの。
     反対が薄茶。


鯉濃<こいこく>
     鯉濃漿と言う。
     こいこくの料理作法は種類があるが、一例を。
     苦玉(胆嚢)を避けて(鰓下から指三本目にある)
     胆汁が身に付いたら洗っても渋みは落ちないから注意。
     胴体を輪切りにし、金串を打ち焼く。
     それを水から4時間ほど中火で茹でる。
     味噌を溶きいれ、薬味を散らして饗する。 
     他に鯉の洗い、
     鯉の糸造り、
     鯉丸揚げ、等の料理がある。


濃漿<こくしょう>
     鯉、鯛、鯰、泥鰌などを白味噌で気長に煮込んだもの。


甲州煮<こうしゅうに>
     ワイン煮。あるいはぶどう果汁煮。
     白身魚や肉類。


香辛料<こうしんりょう>
     その代表が胡椒。 
     西洋と異なり日本料理では辛みも含める。
     芳香と刺激で料理を引き立てる為に使う。
     山葵、芥子、唐辛子、七味、生姜、茗荷、山椒
     紫蘇、蓼、韮、葱、らっきょう等。
     洋食  
     セロリ、ガーリック、ジンジャー、パセリ、アニシード、
     キャラウェイ、ホースラデッシュ、ナツメグ、マスタード、
     マジョラム、ローズマリー、セージ、バジル、タイム、
     タラゴン、コリアンダー、チャイブ、ローリエ、ポワロ等。
     中華
     五香皮、八角、陳皮、五香粉、丁子、杏仁等。


香煎<こうせん>
     大麦を煎って粉末にした「麦こがし」
     他にもち米の「あられ香煎」、紫蘇の葉の「しそ香煎」
     現在は菓子用だが、昔は漢方として服用したらしい。


香の物<こうのもの>
     元々は味噌を香と呼んだ。
     食品を保存する為の味噌漬けである。
     現在は野菜の漬け物全般をさす。
     お新香とも言う。


紅白膾蒸し<こうはくなますむし>
     主に祝事に出す椀種である。
     白髪に打った大根と人参を
     それぞれ三つ葉や竹皮で結び
     卵白を流した魚皮に並べて蒸す。


甲羅返し<こうらがえし>
     酢で柔らかくした蟹の甲羅に材料を入れて料理する。
     甲羅揚げ、甲羅焼き、甲羅蒸しもある。


光淋の松<こうりんのまつ>
     松、梅、菊などを模った料理。
     画家尾形光淋の絵に因む。


黄金<こがね>
     黄金、菜の花、山吹を冠した和食料理。
     煮、焼き、蒸し、造りなどが付く。
     卵黄を利用する場合が多い。


小串<こぐし>
     小串物全般を言う。うなぎを指す事もある。
     魚の寸法を揃えて串を打ち焼いたもの。
     並べ横串の筏をこう呼ぶ人もいる。 


小口<こぐち>
     材料の端のこと。
     そのまま打つと小口切り。
     斜めに打つとななめ小口切り。


焦げ湯<こげゆ>
     湯桶とも呼ぶ。
     煎った米に湯を注ぎ、塩をしたもの。
     懐石料理の最後の湯になる。


御講汁<ごこうじる>
     伊勢の郷土食で農家の冬料理。
     伊勢講、お伊勢参りにも関係した料理。
     味噌、豆腐、大根を三日ほどかけて煮込む。
     「おこうじる」が正確らしい。


五三の盛り<ごさんのもり>
     向こうを五切れ、手前に三切れを盛る刺身の盛り方。
     四二(よんにぃ)や五七(やま)などもある。


五色揚げ<ごしきあげ>
     野菜を揚げる精進揚げである。
     衣を五色にするか、揚げ材料を五色にする。
     人参、牛蒡、蓮、薩摩芋、隠元など。


五色蕎麦<ごしきそば>
     三月三日の雛祭りの後で供えるもの。
     純白の一番粉を青黄赤白黒各色に染める。
     青よもぎ、紅、卵黄、卵白、焼き昆布。
     現在は殆ど代用品。


呉汁<ごじる>
     豆類のすり流し(呉)を入れた味噌汁。


小付け<こづけ>
     酒肴として出す少量の料理。


小吸い物<こすいもの>
     箸洗いとも言い懐石の終わり頃に出す
     あっさりした小茶碗のこと。
     舌を洗い、次の八寸を賞味する。


御膳<ごぜん>
     元来は天皇に出す食事。
     高級を美称する料理の冠詞として使われているが、
     使われすぎて廃れてしまい無意味に近い。


小鍋仕立て<こなべじたて>
     一人用の小鍋で煮ながら食べる。
     明治前の鍋はこれが主流であった。


小町和え<こまちあえ>
     朝地和え(切り胡麻和え)のこと。


小町作り<こまちづくり>
     イカ刺身の上部だけを紅色に染める。
     琉球料理で「花イカ」として多用するのは
     火を中心迄通してある。


殺す<ころす>
     塩や酢で材料をしめる事。
     また料理の味を駄目にする事。 
     コロシを入れるは、活けじめの意。
       現在の板前はあまり使わない言葉。


五味<ごみ>
     味の基本で、甘・酸・辛・苦・鹹(しおからい)     
     近代の和食はこれに旨味を加える。
     中国の五行思想が元。大饗宴には五味八珍を出した。
     インドは甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味の六味。


献立<こんだて>
     料理供卓の順序を立てる事。


菰豆腐<こもどうふ>
     しぼった木綿豆腐を魚のすり身、山芋、卵白と合わせ
     混ぜて棒状にして藁などで包んで蒸す。
     包み豆腐ともいう。


権蔵鍋<ごんぞうなべ>
     くじら鍋の事。鯨を権蔵という。


婚礼料理<こんれいりょうり>
     本膳形式を崩した会席がほとんどである。
     古式料理はめったに見る事がなくなった。
     縁起の良い料理名を付けること。
     恵比寿、名吉、結び、松竹梅などである。
     忌み言葉には注意すべし。


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