原帖出处 http://coffeejp.com/bbs/thread-24837-1-1.html ――が欠・ける 満月のあとに、月が細くなる。 ――が満・ちる (1)満月になる。 (2)臨月になる。 ――と鼈(すつぽん) 二つの物の違いが比較にならないほど大きいことのたとえ。 ――に異(け)に 〔月が異なる意から〕毎月。月ごとに。「辺つ波のいやしくしくに、―日に日に見とも/万葉 931」 ――に日に異(け)に 月ごと日ごとに。毎月毎日。「我(あ)は恋ひまさる―/万葉 698」 ――に星 家紋の一。三日月に、小円にした星を組み合わせたもの。北斗星を組み合わせたものもある。月星。 ――に叢雲(むらくも)花に風 好事にはとかくさしさわりが多いことのたとえ。花に風(=嵐)。 ――の頃(ころ) 満月の前後の数日間。「夏は夜。―はさらなり/枕草子 1」 ――の前の灯(ともしび) すぐれたものと比較されて、少しも引き立たないことのたとえ。 ――満つれば則(すなわ)ち虧(か)く 〔史記(蔡沢伝)〕すべて物事は盛りに達すれば必ず衰え始める。物事には必ず盛衰があることのたとえ。 ――よ星よ あるものをこの上ないものとして愛し、賞美することにいう。「―とながめる」 ――を越・す 翌月になる。翌月にかかる。 ――を指(さ)せば指(ゆび)を認む 〔楞厳経〕月を指さして教えると、月を見ないで指を見る。道理を説明しても、文字や言語に捉(とら)われて本旨を理解しないことのたとえ。 ――をまた・ぐ その月のうちに終わらないで翌月にわたる。「この調子では―・いでしまう」 |