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楼主 |
发表于 2006-7-14 22:04:13
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輝く水
僕の家の近くには、小さな川が流れている。幼い頃、その川は僕たちの遊び場だった。川には橋がかかっていて、橋の下はわりに水深がある。よく近所の友達と橋から川へ飛び込んで遊んだものだ。川の中には小さな魚やかに、ダニシなど生き物がたくさんいて、僕たちの遊び相手だった。水はとても澄んでいて輝いていた。
$ t& ?( b$ b6 Q% W( A0 j* n) i4 V9 ? 中学校二年生の夏、部活動が休みになったその日、子供の頃のことを思い出して僕は久しぶりに川に行ってみた。連日部活動ある中学校では、休日は貴重だ。あのきらきらした思い出に僕は胸を躍(おど)らせていた。: t# ]+ s& _6 T" w% I
川に行ってみて僕はがっかりした。川をのぞいても魚一匹も見えないし、草のかたまりが流れ込んでいて、川の流れが止まっている。そこに洗剤の泡がたまっていて、水は澄んでいるところか、よどんで濁っていた。僕はその場に立ちつくしてしまった。入りたくなかったが、気になって川に下りてみた。よく見ると、ダニシが川のふちにたくさんいた。僕はびっくりした。こんなに洗剤の泡が浮いていてよどんでいる川に、生き物がいるなんて信じられなかった。僕は少し嬉しくなった。ダニシが生きているのだから、草をのけ、水を流してやれば、昔のように魚やカニも、戻ってくるのではないだろうか。+ V$ j6 I) S" E, y4 V4 m# g
僕はこの川を蘇らせると決意して、次の日曜日、いつもより早く起きて、一生懸命川のそうじをした。流れをとめていた草をのけると川の水はずいぶんきれいになった。僕はこれで川は生き返るだろうと、安心して帰った。) C" x7 G/ a# |7 f2 N
夕方、気の早い僕は川に魚が戻ってきたか確かめに行った。僕はまたがっかりした。魚がいなかった。草はもうながれこんでいなかったが、泡がまだ流れている。悔しくてたまらなかった。腹を立てながらその泡の流れをたどっていった川から溝(どぶ)へ、そしてその溝をさらにたどっていく。
) u' V# {/ L- }2 [- h- R7 T 泡を流しているのは、僕の家だった。川に流れこんでいた泡は僕の家のものだった。ものすごく情けなかった。きれいな川を汚していたのは僕の家だったのだ。0 E9 Q4 F! \3 }; O1 f
その夜、僕は母に相談してみた。
$ _0 ?7 U' N2 ?$ W9 c8 H7 ?4 O* R「今日、川に行ったらうちの洗剤の泡が流れよったけえ、できるだけ洗剤の量を減らしてもらえんかね。昔と全然違う川になってしまうたんよ。魚もカニもおらんようになったんよ。」
3 A0 K, T& j Z# b, X# R0 M母は少し困ったような顔をしていたが、; b. G$ _6 s4 z6 u3 d; E! E, V
「わかった。できるだけね。」) x) Q) D/ L! M1 i% ^& I
と言ってくれた。それから僕の家では、川のことを考えて生活するようになった。9 Z$ U" h9 H- i
毎日僕は学校の登下校(とうげこう)の時に川をのぞいて様子を観察した。" x' D. g/ \' y+ A+ Z* z9 V* I
しばらくたって、川に下りてみると、泡は全くといっていいほど浮いていなかった。でもさほど大きな変化はなさそうに見える。少し暗い気持ちで水の中でのぞいてみると、小さな小さな魚が数匹泳いでいた。
/ a6 A; n. a/ W, e# Z1 N# D. c「オオオオオー!」, e& p( Z! i% ]- p6 b& h3 g7 A; K& F
僕は思わず大きな声を出して驚いた。ものすごく嬉しかった。とても小さな川だけれど、泡が立ってよどんでいた川が、努力で魚が住めるぐらいにきれいになった。2 U1 g4 E- ~9 _" C O1 |
今、年々水質汚染などの環境問題が深刻化している。しかしそれは、人間が使いたいだけ使って、環境のことなんて何も考えていないからだ。
- `# e/ d" w1 r, Z2 }僕はみんなに「水」について考え、知ってもらいたいと思う。少しの努力で輝く水が帰ってくること、輝く水が小さな生き物を育てること、小さな命は僕たち人間の輝く命をつないでことを。おかげさまで生きていることをもう一度肝に銘じて、僕は生活で使う水の一滴まで大切にしていきたいと思う。+ C' K9 t6 ?# |& L2 N0 L
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