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天声人语(10月3日)

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发表于 2006-10-4 16:51:50 | 显示全部楼层 |阅读模式
作家でイタリア文化研究家の澤井繁男さんは、あのはやり歌の「人生いろいろ」を「腎生(じんせい)いろいろ」と置き換えてもいいくらいだという。10代から、腎臓の病に悩まされてきた。

据说作家、意大利文化研究者泽井繁男先生,将那曲流行歌曲《人生五味》改编为《肾生五味》了。泽井先生,从10余岁起,便一直为肾病而烦恼不已。


 「即日のうちに透析を受けなければあと二箇月の生命(いのち)ですよ」。そう言われて人工透析を始めたのは27歳だった。その後、34歳で腎臓移植手術、44歳で再透析、51歳で腹膜透析……。

“如果不马上做透析,就只有两个月的生命了”。听从劝告,他从27岁开始做人工透析。此后,在34岁做了肾脏移植手术,44岁再度透析,51岁时则接受腹膜透析……。


 昨年出版した『腎臓放浪記』(平凡社新書)に書いている。「兼好法師は、死は目の前にあるのでなく背後から迫ってくるものだと言った(『徒然草』一五五段)。私は二回ほどその死に黙殺される体(てい)で追い越されて生き残った」。ルネサンスを研究する澤井さんが、その原義の「再生」を思いつつ、自らの「いのちの再生」を見つめ続けた貴重な記録だ。

在去年出版的《肾脏放浪记》(平凡社新书)上,泽井先生如是写道“兼好法师说过,死亡并非位于眼前,而是从背后逼迫而来 (《徒然草》一五五段)。我两度几欲被这种死亡夺去生命,但总算险境逃生”。研究文艺复兴的泽井先生,一边思考着“重生”的原意,一边继续审视着自己这数度“重生”的珍贵纪录。


 移植登録をしていた澤井さんへの提供者になったのは、17歳で心臓死した見ず知らずの女性だったという。「移植対象の『臓器』は具体的な形ある肉塊から、ひとつの、たとえば神とか仏とかの抽象へと変容して、〈いのち〉になったと思う」

据说为泽井先生提供肾脏移植登记的,是一位17岁时死于心脏病、素不相识的女孩。“我认为,移植对象的‘内脏器官’是从一有形的肉块,转化为类似神、佛等抽象之物,最终转化为‘生命’”。


 愛媛県宇和島市にある宇和島徳洲会病院での生体腎臓移植で、臓器売買の疑いが浮上した。愛媛県警は、移植を受けた患者らを臓器移植法違反の容疑で逮捕した。

    爱媛县宇和岛市宇和岛德州会医院的活体肾脏移植中,买卖内脏器官的疑案已浮出水面。爱媛县警察,以涉嫌内脏器官移植法的罪名逮捕了接受内脏移植的患者们。


 臓器売買の可能性は、以前から指摘されていたともいう。実際に「売買」にまで至った経緯と、それを許した制度や仕組みの欠陥を明らかにして、繰り返さない手だてをとってほしい。人間を形作り、その命を支えているものが、金銭で取引されてはたまらない。

  据说以前就有人提出存在着买卖内脏器官的可能性。希望有关部门,能好好调查实际的操作内幕,弄清导致这种情况发生的制度及机构的缺陷,采取措施,杜绝类似情况再度发生。实在不能允许用金钱交易这种创造人类、支撑人类生命的器官。
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发表于 2006-10-8 17:35:53 | 显示全部楼层
作家でイタリア文化研究家の澤井繁男さんは、あのはやり歌の「人生いろいろ」を「腎生(じんせい)いろいろ」と置き換えてもいいくらいだという。

「……だという」は「伝聞」ではなく、
「澤井繁男さんはそう言っている。」と思う。

澤井繁男常说、把那首「人生いろいろ」改成「腎生(じんせい)いろいろ」也并无不妥。

[ 本帖最后由 askForMore 于 2006-10-8 09:40 编辑 ]
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