「駅前」という言葉
1958年、豊田四郎監督で映画『喜劇 駅前旅館』が東京映画の製作、東宝の配給で公開され、評判をとって、1969年の第24作『喜劇 駅前桟橋』までシリーズ化されて、「駅前」という言葉を社会現象にまで持ち上げた。
また、日本国内の外国語スクール「NOVA」は、駅前に教室があることが多いことから「駅前留学」という言葉をアピールポイントとしている。
なお路面電車や路線バスの停留所の名前には、「~駅前」というのが多く存在する。豊橋鉄道東田本線の豊橋駅前に設けられた乗降場の名前に至っては「豊橋駅前」でなく単に「駅前」である。また、京成千葉線の国鉄(現、JR東日本)千葉駅前に設けられた京成の駅は、国鉄分割民営化が実施されるまでは「国鉄千葉駅前」という名であった。現在の京成千葉駅である。 |