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天声人语(1月14日)

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发表于 2007-1-15 02:16:31 | 显示全部楼层 |阅读模式
きょうとあす、左義長(さぎちょう)の火が各地で燃えることだろう。どんど焼き、とも呼ばれる小正月の祭事である。高く組んだ竹や木に、松飾りなどを結わえて焼く。火に神秘を見た往古の名残か、その炎を「若火」とあがめる地方もある。


さぎちょう【左義長】 [0]
〔「三毬打サギツチヤウ」の変化という〕 正月十五日に、青竹を立てて正月の飾り物を燃やした宮中の儀式。もと、悪魔を払う火祭り。〔民間の行事としては「どんど」と言う〕
どんど[0] 爆竹节「―焼き[0]
正月十五日に門松しめなわなどを持ち寄って焼く、地域の行事。左義長(サギチヨウ)。


    今明两天,左义长(元月15日,日本燃烧新年饰物的驱邪仪式)之火将在各地燃烧。这是一个同时称之为爆竹节的元宵节祭典活动。届时将焚烧挂在高高架起竹子、树木上的装饰松枝。或因为其中还留有古时人们对火的神秘之感,有些地方还将此火敬称为“若火”。

 古人の畏怖(いふ)した火に、東京で野外教育のNPOを主宰する大西琢也さん(31)が魅せられて10年になる。マッチやライターを使わない「原始の火」を求め、きりもみ式の火起こし術を磨いてきた。

    东京野外教育的非营利组织的负责人大西冢先生(31岁),着迷于古敬畏之火已近10年。他追求不使用火柴和打火机的“原始之火”,钻研而成了钻木取火。


 地面に置いた木の板(火錐臼(ひきりうす))に鉛筆よりやや太い棒(火錐杵(ひきりきね))をあてがい、手のひらではさんで、押しつけるように回す。続けていると煙が出て、熱く焦げた木くずがたまってくる。ケシ粒のようなそれが「火の赤ちゃん」だ。


将木板置于地上,用手心握着用比铅笔略粗的棒子,用力压按磨转着。只要重复着这个动作,就会冒出烟来,因高温而烧焦的木屑也会越来越多。上放着木板,使用比铅笔稍微粗的木棒,用手掌夹着,不断地来回向下压。连续不断地重复这个动作,就有烟冒出。逐渐产生由于过热而烧焦的木屑。这些如罂粟种子大小的东西就是“火种”了。


 それで成功、ではない。放っておけば種火はすぐに消える。「赤ちゃん」を麻の繊維でくるみ、指でつまんで大きく腕を回す。こうすることで中に空気を送り込む。すると麻玉はぽっと燃えあがる。炎の誕生である。


这样还算不上成功。若置其不顾,火种很快就熄灭了。需将这些“小红点”裹在麻纤维中,用手指抓住,用力晃动手臂。如是一来,空气将进入其中。于是,麻纤维一下子燃烧起来。 火焰因此产生。


 力まかせでは火はつかない。大西さんは失敗を重ね、謙虚になった。「木には火が隠れている。人間はそれをいただくだけ」。「起こす」のではなく「いただく」のだと悟ると、不思議に上達した。3年前には空気の薄い富士山頂でも成功した。


    这个单凭力气是无法燃火的。大西经过多重失败,变得谦虚了。“树中隐藏着火种。人们只是想要取得火种”。当自己领悟到并非要生火,而是(以尊敬的心情)想取得火种时,技艺竟然不可思议地提高了。三年前,他在空气稀薄的富士山顶也成功地点着了火。


 「燃す」という随筆を、幸田文はかつて朝日新聞に寄せた。庭で紙くずや枯れ葉を燃やしながら、その熱をいとおしみ、「ものの最後の力だと思うと、その火を惜しまずにはいられない」とつづった。「最後の力」で餅や団子を焼いて食べ、一年の無病息災を願う左義長もある

幸田文曾向朝日新闻投过一篇题为《燃烧》的随笔。在院子里一边燃烧着纸屑、枯叶,享受着这其中的热量。随笔中如是写道“只要一想到这是最后的力量了,便不能不珍惜此火”。也有些地方的左义长仪式,利用这“最后的力量”烤制年糕、团子食用,以祈愿一年的平安无事。
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