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发表于 2007-5-2 23:06:37
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こころ――「作家紹介」 夏目 漱石(1867~1916)小説家、英文学者。本名、金之助(きんのすけ)。東京生まれ。1893年東京大学英文科卒業後、松山中学校(旧制)・第五高等学校(旧制)などの教職を歴任(れきにん)後、1900年、文部省(もんぶしょう)留学生となり、イギリスへ留学した。1903年帰国し、第一高等学校(旧制)・東京大学で英文学を講じた。処女作「吾輩は猫である」によって世に認められ、以降「倫敦塔(ロンドンとう)」、「坊(ぼっ)ちゃん」、「草枕(くさまくら)」、「野分(のわき)」などを発表、文名を高めた。1907年教職を辞(じ)し、朝日新聞社専属執筆者(しっぴつしゃ)として入社、本格的な作家生活に入る。最初の新聞連載小説「虞美人草(ぐびじんそう)」の文明批評の視点(してん)を継承(けいしょう)しつつ、「三四郎(さんしろう)」、「それから」、「門(もん)」の三部作に近代人の愛と罪を掘下(ほりさ)げ、生死の間をさまよった修善寺大患(しゅぜんじたいかん)と愛娘(まなむすめ)ひな子の死を体験後、「彼岸過迄(ひがんすぎまで)」、「行人(こうじん)」、「こころ」の後期三部作では人間の信と死を追求、自己の過去(かこ)を照射した「道草(みちくさ)」を経って、「明暗」連載中(れんさいちゅう)に没(ぼつ)した。広く深い教養と社会的関心のもとに、近代日本人の生き方を根源(こんげん)的に問い続け、朝日文芸欄(ぶんげいらん)を主宰(しゅさい)して自然主義を相対化した姿勢は余裕派(よゆうは)と見られた。評論に「文学論」、「文学評論」、「現代日本の開化」などがある。 |
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