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中国至今还用头发做酱油
大家知道有一种叫做“毛尘屋”的行当吗?
这主要是一种围绕美容美发店,把他们剪下来的头发收集起来的行当,在日本这种行当已经销声匿迹了。
过去在日本,这种毛尘屋的摊贩把收购来的头发,怎么处理了,不得而知。估计这些收购来的头发屑都集中在一些专业人士的地方,有长质量又好的头发就用来做女性戴的发髻或者假发的原材料,除此之外,就是做生产工业用氨基酸的原料。
从一个老朋友美容师那听说,美容院把这些头发屑都交给毛尘屋的老板,他们并不会给钱,而是可以换回假头发。
但是,这次的主题“毛发酱油”又是怎么回事呢?毛发和酱油之间又有什么样的关系呢?
如上述所说,毛发是做氨基酸的原料,如果知道知道生产酱油的原料也是毛发的话,很自然就可以理解毛发可以做酱油这回事了。
在日本,战时到战后,物资缺乏的时代《用毛发做代用酱油》——研究毛发的专家的论述发表在《NEW HAIR》这本杂志的1982年9月刊上,那种做法就是:把毛发放进10%的盐酸中,大概24小时煮沸后过滤,然后和氢氧化钠中和而成。
日本的企业曾用头发生产工业用氨基酸是事实,但是通过毛尘屋收集毛发,加上人工费不合算,现在已经不生产了。
私造酱油
在中国,政府再三明令禁止生产毛发酱油,但是 毛发酱油依然在全国各地秘密制造,并作为低级酱油销售。2004年1月中国国家电视台——中央电视台的每周质量报告栏目中报道:毛发酱油问题已经被受理,但是还没有成为重大问题。
然而,2005年10月,辽宁省沈阳市的《沈阳今报》的记者对毛发酱油的整个制造过程进行了追踪报道,在全国引起巨大反响。
记者的观点是:中国酱油中,有一部分是是由毛发做成的酱油,这些酱油中含有致癌物质,尽管政府已经再三发出生产禁令,但是利欲熏心的缺德商人至今还在生产毛发酱油。
记者的追踪,是从与来沈阳市理发店内收购毛发的毛尘屋的人接触开始的。通过毛尘屋顺利接触到了东北地方上的毛发收购主管。记者借口要购买生产酱油用的氨基酸液,委托帮忙介绍氨基酸厂家,但是这主管态度暧昧。于是,跟最开始的毛尘屋的打听,这个主管把收购到的头发都送到了他本人的老家河北省新乐市,最后记者决定前往该地。
Yanlingling84 7月2号
中国に残る 髪の毛で造る「醤油」
「毛塵屋」という商売をご存じだろうか。
これを「けじんや」と呼び、これは理容室や美容院を回って頭髪の切り屑である「毛屑」を集める商売で、既に日本ではこの商売は消滅したものと思われる。
かつての日本でこの毛塵屋さんが買い集めた毛屑をどうしていたのかは分からないが、恐らく買い集められた毛屑は専門の業者の所に集められて、長さのある良質の髪はカツラや「髪文字(かもじ)」という女性の添え髪の材料となり、それ以外の毛屑は工業用のアミノ酸の原料となっていたものと思われる。旧知の美容師さんに聞いたところでは、美容室が毛塵屋さんに毛屑を渡すとお金を支払ってくれるのではなく、「髪文字」と交換してくれたという。
ところで、今回のテーマである「毛髪醤油」とは何か。「毛髪」と「醤油」に何の関係があるのだろう。上述したように、毛髪がアミノ酸の原料であり、醤油の原料がアミノ酸であることが分かれば、自ずと毛髪から醤油ができることが理解できよう。
日本でも戦中から戦後の物不足時代には「毛屑から代用醤油が作られた」との毛髪研究家の記述が「ニューヘアー」という雑誌の1982年9月号に掲載されている由で、その作り方は、毛屑を10%の塩酸の中に入れて24時間ほど煮沸した後に濾過して苛性ソーダで中和させるとのこと。
また、日本の企業が頭髪から工業用アミノ酸を製造していたことは事実だが、毛塵屋を経由して毛屑を集めると人件費がかさんで採算に合わず、現在では製造していないようだ。
密造されている毛髪醤油
さて、中国では政府により毛髪醤油の生産禁止命令が再三出されているが、毛髪醤油は依然として全国各地で密造され、低級醤油として販売されているという。中国では2004年1月に国営テレビ局「中央電視台」の「毎週質量報告」(質量は品質の意味)という番組で毛髪醤油問題が取り上げられたが、それほど大きな問題とはならなかった。
ところが、2005年10月に遼寧省瀋陽市(中国語では沈陽市)の新聞「沈陽今報」の記者が毛髪醤油のできるまでを追跡報道したことから、中国全土で大きな反響が巻き起こった。
記者の論点は、中国の醤油の一部には毛髪から作られた醤油があるが、これらの醤油にはガンを誘発する物質が含まれており、政府により再三の生産禁止命令が出されているにもかかわらず、欲に目がくらんだ悪徳商人は今もなお毛髪醤油を生産しているというもの。
記者の追跡は、瀋陽市内の理髪店に毛屑を買いに来る毛塵屋との接触から始まる。毛塵屋から東北地方の毛屑買いう付けの元締めへの接触に成功する。記者は、醤油製造用アミノ酸の買い付けを口実にアミノ酸工場の紹介を依頼するが元締めは煮え切らない。そこで、最初の毛塵屋から聞いていた、元締めが買い付けた毛屑の搬送先であり、元締めの故郷である河北省新楽市へ行くことを決意する |
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