肉まん事件について

sohoken

中国製の飲食品をめぐり、味以前の不祥事が続いている。水増しワインは序の口で、大腸菌のついたイカ、二酸化硫黄が残るキノコなど、健康にかかわる違反が止まらない。とどめは、段ボールを練り込んだ肉まんだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　天声人語2007年07月14日（土曜日）付　より

最近は天声人語をよく読んでいます。14日のコラムにはこういう文を読みました。初耳でびっくりしました。半信半疑で国内のサイトで検索したところ、まさかこんなこともあったのかと思いました。
その後、MOP掲示板で同事件に対する質疑をするスレも見かけました。付いている返事はまちまちですが、事件の信ぴょう性が高いという意見はやはり多数を占めているように見えます。
今日のニースで、「段ボール肉まんは捏造　北京テレビが謝罪」という見出しが同じく朝日新聞のホームに現れました。
首都である北京に起った事件だから、あまり関係がないとは言えません。実際のところ、夕べ食事の時、肉まん事件について知り合いのカップルと雑談しました。二人とも「気持ち悪いが、ありうることだ」という意見。幸いに僕がその場で「驚いたことだけど、事件自体の疑点も少なくないから、偽造ニースなのかもれしない」と異論を出しました。もし今日のニースを彼らが知ったら、僕の賢さに感心してしまうかも（虫のいい話）笑。
食品の安全問題は言うまでもなく、考えさせたのは「噂」に対する態度です。「三人成虎」（三人虎をなす）とあるように、噂を信じる前に、疑っておいてほしいです。

参照URL：http://www.asahi.com/internation ... 180678.html?ref=goo

jinjin

「段ボール肉まんは捏造　北京テレビが謝罪」のニュース見ました。でも、もしかしたら、政府が混乱収拾のために「段ボール肉まんは捏造」のニュースをわざと流している可能性もあるかもしれません。。。
そう考えると、また頭が混乱してしまいます。

sohoken

さあ、どうなんだろう。
ここはまず疑いましょう。

ssy5757

本当に嘘かも知れないが、私は事実だと信じておく。
中国の食品は、政府部門の管理が甘すぎて、何が良いもので、何が悪いものか全然分からない。
外国が中国の食品等を輸入するとき、数百項目の検査項目をつけることは、私は正しいと思う。その政府の行為は自分の国民の健康、安全を守るためである。中国の政府も国民の安全と健康を守るべき。

[ 本帖最后由 ssy5757 于 2007-7-19 15:06 编辑 ]

deepsea

　　「事件自体の疑点が少なくない」とsohoken さんがおっしゃっています、その「疑点」とはなにかがわかりませんが、重要なのは、中国人（私を含め）自身がそのニュースを聞いて疑わなかったのはなぜでしょうかーーそれは、国民の食品の安全性に対する信頼が地に落ちているということを反映していると思います。
　　悲しいことに、「疑いましょう」という前に、すでに「疑っています」。だからこの捏造ニュースは、われわれ中国人にとって、どこかで聞いた話のようで、見事に成功しました。
　　あるある探検隊～～～
　　

sohoken

この前に起こった「アヒル卵」の事件はさぞお忘れになっていなかろうと思います。
実は、事件の発覚前に、会社の先輩に「紅心」アヒル卵はなんであんなに赤いだろうと聞かれたことがあります。
それは小魚とかのえさを食っているからだろうと僕は説明をしましたが（田舎出身で少し聞いたことがある）、大間違いでした。
今はもちろん食べるどころか、目をやりたくもないぐらいです。
でも、昔親戚からもらっていたアヒル卵は確かに赤でしたが、もしかしてすでにスダンレッド中毒者になっているかもしれない。悪寒

lolf

そのニュースも聞いてたけど、あんまり気にしなかった。
偽造のニースとか偽造の肉まんとか、現代ではありうることで、当たり前と言えるほどことだと思う。

亦寻

[段ボール肉まん]事件のおカゲで、日本の中華街にある中華肉まんやさんにも影響され、売り上げが大幅に下がってきたそうですが。

冗談ですが、段ボールをお肉の味に変身できるなんて、凄くないですか？何年前に、少林寺に行ったことがありますが、そこで豆腐で作った「肉料理」を食べました。味は本当にお肉とそっくりで、ゆっくり味わないと、本物のお肉と勘違いされます。

まあ、今回の事件で、マスコミの信頼度もどんと落ちてしまい、もう何もかも隠し切れない時代となってきましたからね。

ayuki

情報が氾濫してる社会ですね

でも、そんな悪徳商人がいると思っています、
この前、テレビでこんなニュースを見ました
腹黒い商人が魚の餌として、死んだ豚を池に投げ込むだそうです

sohoken

それはそれは～
段ボールをえさにしない業者たちに感謝しますよ

yiliu

TBS報道したニュースもう見たよ。ね、皆さんちょっと考えてくれよ。段ボールは６割、肉（脂）４割で作った肉まんって、食べれるの？？食べれないでしょう？中国人はまた日本人がみたいなばかじゃないでしょう？最近中国の悪いニュースが日本のマスコミで流れまくってた。。。なんかおかしくない？？？オリンピックを行う前に何でこんないっぱい悪いニュース出てきた。。。

emiri01

こんなのはもう社会問題としてあげるべきものじゃないのかなぁって。こんなニュースを流すほうも、本当だとしたらそのニュースのもとになるやつらも人間として、この社会の一員としては本当に資格がないんだよ。中国の管理上の問題とそれら悪徳商人のおかげで中国の商品全体が外国により 笑われているんだよ…でもまだ目覚めてないんだからふぅ～[

liaoli_01

まあ、一言で言うと、中国では変な店で変なものを食べないように。

sohoken

段ボール肉まん」を再現した日本マスコミ

   北京テレビは2007年7月18日夜、同局が「スクープ」した「段ボール入り肉まん」の放送が「捏造」だったことを放送のなかで明らかにし、謝罪した。

   問題となった「段ボール入り肉まん」は、北京テレビが「透明度」という番組内で、北京市朝陽区で販売されていたと報じた。使用済みの段ボールをカセイソーダ（水酸化ナトリウム）の溶液に浸して変色させ、やわらかくした上で、煮込み、本物の肉と混ぜて（豚肉と段ボールの割合は4対6と段ボールの方が多い）、肉まんの中身として使用していた、というもの。
   近所の肉まん販売店員のインタビューや隠し撮り風のシーンもあり、その生々しい内容から、中国国営の中央テレビもこの「スクープ」を取り上げ、国内外で大きな反響を呼んだ。

   「バカを見た」のは日本のメディア。7月13日に放送された日本テレビの情報番組「スッキリ！！」では、料理学校の先生を使って「段ボール肉まん」を再現（ただしカセイソーダは使用していない）。試食した番組レギュラーの加藤浩次さんも「最初に口に入れた瞬間は肉まん」などと本物の「肉まん」との類似を指摘していた。

   また、インターネットニュースサイト・アメーバニュースは同日にカセイソーダ入りで「段ボール入り肉まん」を忠実に再現。「精製過程を知っている私は決して食べることはできなかった」としている。夕刊フジも7月19日の紙面で中華料理人の金萬福さんに実際に調理してもらっている。「捏造」が明らかになった7月19日の「スッキリ！！」では、「段ボール入り肉まん」を食べた加藤浩次さんが「末端の被害者は俺らじゃないですか！」と吠えていた。

lin_sayaka

私は肉まん事件をニュースで聞いた時、勿論びっくりした。その後、色んなことを考えて、事件の表裏両面に異なった意味を有している。裏の意味は何でしょう？

ヒント：言論の自由を世界にアピール