太字の部分は なぜおかしいのでしょうか?答えは.....
[1]子供のころは手に負えない悪童だった彼も、今や押しも押されぬ建設会社の社長だそうだ。
[2]この人質救出は、多くの方の協力のもと、当局者が慎重かつ大胆に対処した揚げ句の果てに成し遂げられたものである。
[3]一人の酔っ払いがおぼつかぬ足どりで終電車に乗り込んできた。
[4]わたしもこの仕事には興味があるから手伝っているだけで、恩を着せるつもりなど全くありません。
[5]かわいい女性が同じ課に入ってきてからというもの、彼は怠け者の汚名を挽回(ばんかい)しようとして猛烈に働きだした。
[6]情けは人のためならずというから、ここは、彼があの場をどう切り抜けるか、手を貸さずに見守ることにしよう。
[7]「最後の最後まで粘り抜け」と、監督は選手たちに盛んに檄(げき)を飛ばした。
[8]二月も中旬になり、小春日和(こはるびより)の過ごしやすい日が続いています。
[9]君が先方の要求にはすべからく反対という態度をとり続ける限り、このもめ事は決着をみまい。
[10]あの男は気の置けないところがあるから、用心して口を利いたほうがいいぞ。
[11]お父さん、娘のスイス旅行をかなえてやりましょうよ。かわいい子には旅をさせよっていうではありませんか。
[12]頑固で職人気質(かたぎ)の父は、時流に棹(さお)さし、昔ながらの古いやり方を変えようとはしなかった。
[13]会長の後任として私の名があがったそうですが、大変な役不足で、私にはとても務まりそうにありません。
[14]何事においても、寸暇を惜しまず努力する者が最後には大成する。
[15]皆様、お履物はごめいめいでお持ちして場内にお入りください。
[16]お礼だなんてとんでもございません。何のお気遣いもなさらないでください。
[17]今日で退社することになりました。先輩、この十年間、いろいろお世話さまでした。
[18]当店ではお求めやすい品を各種取りそろえて、お客様の御来店をお待ちしております。
[19]先生、私の父が明日学校に来るのですが、お目にかかってくださいませんか。
[20]鈴木会長は明日の午後もこの催し物会場にお見えになられますか。
[21]祖父田中一郎は、先月五日、急性心不全のため逝去いたしました。
[22]そで振り合うも多少の縁と言いますが、旅行中はよろしくお願いします。
[23]「新装開店、特別大安売り」の垂れ幕を掲げたスーパーは、門前雀羅(もんぜんじゃくら)のにぎわいだった。
[24]先生、枯れ木も山のにぎわいと申しますから、年末のパーティーにはぜひ出席なさってください。
[25]夏目漱石(そうせき)と森鴎外(おうがい)は、明治・大正時代に活躍した作家中の双壁と言ってよい。
[26]「おれが店長なら売上高をすぐ倍にしてみせる」などと、酒の席でのこととは言え、あの男の快気炎には参ったよ。
[27]当初の計画が思いどおりに進まず、関係者は急いで前後策を講じた。
[28]「あのお宅は一姫二太郎と聞いているよ」「それでは、お子さんへのお土産を三人分用意する必要があるわね」。
[29]「この仕事では、この箇所の出来・不出来が最大のかぎですね」「新米のくせに聞いたふうなことを言うな」。
[30]わたしは発車のベルの音を耳にしながら長い階段を駆け上がり、間一発のところで間に合った。 |