朝日社论080410 党首讨论

一心一译

党首討論―勝敗は民意に聞きたい
党首讨论——胜负皆听民意

党首討論はいつもこうあってほしい。そう感じさせるほど両党首の弁舌には力がこもっていた。
希望党首讨论能一直这样。能令人发出如此感慨是因为两大党首的雄辩中充满着力量。

「ひとつひとつの大事なことについて結論が遅いですよ！　民主党は」
“民主党对每件重大事情的决策都很慢。”


「私どもは国会運営について可哀想なくらい苦労しているんですよ」
“我们在可怜地、辛苦地运营着国会。”


福田首相は、なかなか前に進まない「ねじれ国会」への恨み節をつぎつぎと小沢民主党代表にぶつけた。
福田首相向民主党领袖小泽一次又一次地发泄着他对“畸形国会”无法前行现状的遗憾。


「結論の遅さ」を責められるべきが小沢氏なのか、首相自身なのかはともかく、ガソリン税や日銀人事をめぐる論争には聞き応えがあった。
暂且不提这“决策太慢”的责任应该归给小泽还是首相本身，就围绕汽油税和日银人事案的争论值得我们一听。


暫定税率が失効して年間２．６兆円の税収がなくなれば、地方自治体が困り、政府の財政再建にも支障がでる、と首相はいう。
首相说，暂定税率失效后政府一年将失去2.6兆日元的税收。这样一来，不但地方自治团体会陷入困境，政府的财政再建工作也将受到影响。


これに対して小沢氏は、地方分権を実現し、行政の二重三重のムダを省けば財源の心配はないと反論する。
对此，小泽反驳说，只要实现地方分权省去行政资金的2、3层浪费，就不用担心经费不足的问题了。


日銀の人事について首相は、元官僚であっても適材適所の人材を起用するならいいではないか、と主張する。
对于日银人事案一事，首相则表示，即使候选人出身于官僚，但只要他是最合适人才就可以予以起用。

日銀の総裁、副総裁のなかに必ず財務省出身者を置くという既得権益こそ問題なのだ、と小沢氏が切り返す。
小泽却反击说，就是这种必须在日银行长或副行长中安置财务省出身的人所产生的既得权益，才有问题。


どう妥協するかを模索するよりも、互いに相いれない対立軸が浮かび上がっているように見える。
比起怎样寻找妥协方法，他们看起来更像是两个互不相容的对立面。


それにしても、ついこの間までは想像もつかなかった変化が、政治の舞台で相次いでいる。
即便如此，最近有些令人意想不到的变化正在相继出现在政治舞台上。


日銀人事がひっくり返る。３０年以上続いてきたガソリン暫定税率が失効する。インド洋で給油活動をしていた自衛隊は一時帰国を余儀なくされた。
日银人事案被推翻。持续了30年以上的汽油暂定税率将失效。在印度洋进行供油活动的自卫队不得不暂时回国。


なぜ思い通りにならないのかと、首相が嘆く気持ちもわからなくはないが、それは参院選で野党に多数を与えた民意の反映にほかならないのだ。
为什么这些事情都无法如愿进行？对于首相的这种叹息心情我们并不是无法体会。但是，这不正是参院选举中赋予在野党多数席位的民意体现吗？


前回、１月の党首討論は極めて低調だった。その２カ月ほど前にあった大連立騒ぎが尾を引いていたためだろう、対決の雰囲気は乏しかった。
上次1月份的党首讨论进行得相当低调。那可能是因为在此2个月前的“大连立骚动”影响还留有余温，所以缺少了对立的气氛。


それが今回、首相は「あの時の話は何だったのか」とばかり、政権揺さぶりにひた走る小沢氏の心変わりを批判した。大連立への心残りをようやく振り切ったということだろう。
于是这次，首相就“那时的大连立究竟是怎么回事”，不断批评一味动摇政权的民主党领袖小泽的变心，并由此最终彻底割断了对大连立的留恋之情吧。


参院選以来の政局が本格的な対決局面に入ったことを、この党首討論は告げている。だとすれば、与野党がなすべきことははっきりしている。それぞれの主張をさらに明確に掲げ、説得力を競い合うことだ。
这次党首讨论也揭示了自参院选举以来日本政局正式进入对立局面的事实。如果是这样，执政在野两党应该做的事情就很明确了。那就是更加明确地揭示各自主张，以说服力决胜负。


たとえば、首相は道路特定財源の一般財源化で勝負をかけるというなら、それを確実に実現することだろう。民主党は地方分権について、もっと具体的なプログラムを示してもらいたい。
譬如，首相如以公路特定经费转为一般经费一事决胜负，那他就可以切切实实赢得这场胜利。而我们则希望民主党在地方分权一事上展现更加具体的方案。


政治が前に進まない原因は、自民党は衆院、民主党は参院の民意を言い、互いに譲らないことだ。新たな民意を問うべき時期にきていることだけは間違いない。
政治无法前行的原因在于自民党和民主党他们说自己分别代表的是众院和参院的民意，并且互不相让。而有一点能肯定的是质问新民意的时代正在到来。