朝日社论080412 一般经费化问题

一心一译

一般財源化―首相は法案修正で確約を
一般经费化问题——在法律修订时首相应给民众一个明确的保证

やる気はあるのだろう。だが、本当にできるのか――。そんな疑いの目で見られているのが、福田首相が明言した道路特定財源の一般財源化である。
有信心做的吧。但是，真的能做到吗？现在大家正用怀疑的眼光看着福田首相将怎样兑现自己明确表示要将公路特定经费转为一般经费的承诺。


さきの党首討論でも、小沢民主党代表に「首相のお考えは政府で正式に決めたものなのか、与党で決定されたものなのか」と詰められた。
在这次党首讨论会上，民主党领袖小泽曾经逼问首相“您的想法是由政府正式决定的，还是执政党决定的？”


自民党内の道路族議員たちは強力だ。首相は彼らの反対を押し切って、０９年度からの一般財源化という約束を果たせるのか。疑念を抱かれるのは仕方のない面がある。
自民党内道路族议员的力量很强大。首相能不顾他们的反对，向民众兑现09年开始实现一般经费的承诺吗？这不得不让人产生怀疑。

いまの特定財源の仕組みでは、ガソリン税などから入る税収は道路だけにしか使えない。それを何にでも使える一般財源にするのは、郵政民営化を成し遂げた小泉元首相ですら党内の反対で先送りせざるを得なかった難題だ。
现今的特定经费体制中，来自汽油税等税收只能用于公路建设。要把它转为一般经费造福于社会各方各面是一个连成功实现邮政民营化的前首相小泉也无法攻克的难题，他也因此遭到党内反对而被迫提前下台。

それを考えれば、単なる口約束では納得できないという野党の言い分はもっともだ。首相はきのう、政府・与党合意をつくろうと動き出したが、ここはもっと大胆に踏み出すべきだ。
考虑到这一点，在野党称如果这只是个口头约定我们将无法接受，也是合乎情理的。首相昨天开始着手让政府与执政党达成共识，但是现在应该迈出更大胆的一步才对。


それは、特定財源制度の土台となっている特例法を手直しすることだ。
那就是重新制定将来成为特定经费制度基础的特例法。


この特例法の規定が３月末で期限切れとなるため、さらに１０年間延長する改正案がこの国会にかかっている。これを「０８年度限り」と直せば、次からは一般財源化する。首相の約束の支えとして、これほどの重しはない。
由于现今实施的特例法在3月底过期，因此国会正面临着重新制定修订法以将其再延长10年。如果把它改成“有效期延至08年”，之后便可将特定经费转为一般经费加以使用。而这种才是支持首相承诺最强而有力的做法。


　むろん、道路族を説得することが前提だ。党の正式決定も必要になる。この困難な作業を先にやってみせることが、何よりの証しになる。
当然，这样做的前提是要说服道路族。同时也需要执政党做出正式决定。如果事先能把这些障碍一一扫清，这将成为最有说服力的证据。


政府与党は、とりあえず「１０年延長」の改正案を衆院で再可決してでも成立させる構えだ。一般財源化は来年の国会で法改正すればいいということだろう。だが、首相の約束と矛盾する内容の改正案をそのまま押し通すというのでは、信じてくれと言う方が無理ではないか。
政府与执政党暂且抱定即使“延长10年期限”的修订法在参院受挫也要在众院重新通过让其成立的想法。因此，针对一般经费化问题只要在明年的国会上修改一下法律即可。然而，如果就这样强行通过修订法中与首相承诺相悖的内容，将无法让民众信服。

財政運営の基本方針を定める夏の「骨太方針０８」に一般財源化を書き込むと言っている。これも約束の担保になるか疑わしい。その方針づくりや法改正で道路族が骨抜きに動くのは目に見えているからだ。
首相说要将一般经费化问题写入决定财政经营基本方针的夏季“骨粗方针08”中。这能否成为承诺担保也十分可疑。因为在制定这项方针及修订法律时道路族可能采取的无耻举动可想而知。


　首相や与党幹部が改正案の修正に及び腰なのは、道路族の説得に自信がないからではないのか。このままでは、そんな見方が広がってしまうことを、首相は真剣に考える必要がある。

首相与执政党委员在制定修订法时模棱两可的态度正是出于对说服道路族没有信心的缘故吧。一直这样的话，这种看法将蔓延开来。对此，首相必须认真考虑。



　「福田首相誕生」にあたって道路族の後押しが大きかったことを思えば、なおさらだ。
如果考虑到“自己生日”时道路族给予的巨大压力，首相就更应该好好考虑一下这个问题。


　幸い、首相には応援団がいる。数はまだ少ないものの、自民党の若手や公明党内に修正を求める声がある。何よりも、世論調査で６割が一般財源化を支持しているという追い風がある。
所幸的是首相有自己的后援团。虽然数量不是很多，但是从自民党的年轻议员及公明党内也有声音要求对法律进行修改。毕竟在舆论调查中有6成的人是支持将特定经费转为一般经费的。


　政局はこれから激動が予想されるが、首相が活路を開くには、まず道路族にひるまない姿を見せることだ。
预计日本今后的政局将产生强烈震荡。为了打开局面寻找活路，首相首先必须向民众展现的是不惧怕道路族的姿态。