1人でトリプルプレー達成 大リーグ・インディアンズ
5月13日11時32分配信 産経新聞
小林雅英が所属する大リーグ・インディアンズの二塁手・カブレラが12日のブルージェイズ戦で1人でのトリプルプレーを達成した。
カブレラは0-0で迎えた五回表無死一、二塁のピンチで、7番オーバーベイのセンターへ抜けようかという痛烈なライナーを横っ飛びでダイビングキャッチ。打者がアウトとなり1死。2人の走者はエンドランがかかってスタートを切っていたため、カブレラはそのまま二塁を踏んで二塁走者をアウトにし2死。一塁走者もすでに二塁ベースを回っており、ベースを踏んだカブレラがそのまま走者にタッチしてスリーアウト。誰にも送球することなく1人だけでのトリプルプレーが成立した。
緊迫した投手戦でのトリプルプレーに、ホームのインディアンズファンは総立ちで拍手を贈った。
米大リーグの公式ページによると、長いメジャーの歴史で、1人でのトリプルプレーは過去に14回しかないという。 |