▼1人の女性が生涯に産む子の平均数が、07年は1.34とわずかながら上向いたそうだ。先祖代々、何組もの男女が出会った先に、新たな産声が上がる。延々と続く命のリレーを思えば、どの一つもいとおしい
据说1个女性在一生之中生育孩子的平均人数,在07年略微上升了一点达到了1.34个。祖祖辈辈,任何一对的男女结合之后的结果是,新生命的诞生。想到那延续生命的接力棒,无论哪个都非常可爱。
▼命にまつわり、心がふさぐ数字もある。07年の自殺者は3万3093人で、3万人台が10年連続となった。30代の自殺は過去最多だという。毎日100人近くが、奇跡と愛情の塊のような命を見限る。その異常がもはや日常になった
也有关乎生命的让人心情郁闷的数字。07年的自杀人数达到33093人,这已经是连续10年突破3万人大关。据说(07年)30几岁的人自杀是历史上最多的。每天都要接近100人左右,放弃那热衷于奇迹和爱情的生命。那样的异常情况现在已经成为一种日常现象。
▼過労や仕事の悩みからうつを患い、死を選ぶ人が絶えない。大阪のNPO法人「働く者のメンタルヘルス相談室」は、惨状を訴えようと、遺書や家族の手記の展示会を6回開いた。伊福達彦理事長は「過剰な労働を規制しないと状況は変わらない」と語る
因为过度疲劳和工作上的烦恼而患上了忧郁症,选择死亡的人络绎不绝。大阪的NPO法人团体【劳动者的心理咨询室】,为了控诉其惨状,召开了6次关于遗书和家人日记的展示会。伊福达彦理事长说【如果不对过剩劳动加以限制的话,情况是不会改变的】
▼展示資料に「ぼくの夢」という詩がある。市役所に勤める46歳の父を失った男の子の作だ。〈ぼくはタイムマシンにのって/お父さんの死んでしまうまえの日に行く/そして「仕事に行ったらあかん」ていうんや〉
展示资料里有这样一首诗叫【我的梦】。这是一位失去了在市政府工作的46岁父亲的男孩子所写的作品。【我要搭上时间机器/去往爸爸去世的前一天/还要对他说「不要去上班了」】
▼昨春、病院職員の夫を43歳で亡くした山梨県の小松優子さんは、労災の認定を求めている。調理師なのに介護の仕事に回され、早朝から深夜まで日々働きづめだった。「無口になったのは疲れのせいだと思っていた。そこまで夫が追い詰められた理由を知りたい」
去年春天,失去43岁医院职员丈夫的山梨县的小松优子女士,要求追加工人灾害补偿保险的认定。虽然(丈夫是)厨师可是被调去做给看护的工,从早到晚一直忙于工作。【我觉得(丈夫)不说话都是因为疲劳所致。想知道丈夫被逼迫到这样程度的理由到底是什么】
▼悩みの一部でも背負えていたらと、どの遺族も悔やむ。せめて当事者の悲しみに耳を傾け、働き盛りを死に追いやる病巣に切り込みたい。生きにくい世は、産みにくい世でもある。自殺と少子化の根は近い。
哪个遗属都会感到很后悔,说如果能为他承担一部分烦恼也好。至少可以倾听当事人的苦闷,想要追问年富力强却被逼迫致死的病因。难以生存的世界,还是出生困难的世界。自杀和少子化的根源很相近。 |