▼この季節、クラゲになりたい時がある。ふらふらと夜風に誘われ、満天の星を仰いで波まかせ。次はクラゲに生まれたい、とまでは思わぬが、管理社会から遠いその姿は逃避の虫をくすぐる
在这样的季节有时想变身成为水母。悠悠荡荡乘风而去,仰望满天星辰随波逐流。虽还没有想过来世要生为水母,但是却有想远离现代的管理社会的想法,其样子就像是蜷缩成一团的逃避虫。
▼「漂う生き方」を見習いに、都内の水族館を訪ねた。漂うのではなく、半透明の傘を開閉して水中を泳いでいた。タコクラゲは元気よく、ミズクラゲは優雅に。「水母」とも書く通り、水の惑星の先住民を思わせる。これを癒やしと見るのは、しかし片思いだ
为了学习“漂浮着的生活方式”,参观了东京都内的水族馆。其实水母并不是漂浮着的,而是依靠开闭一把半透明的伞一样的运动在水中游泳。章鱼水母很健硕,海月水母非常的优雅的游着。就如其可以书写成(汉字)“水母”一样,让人联想起它是地球的先住民。可是将它看成是抚慰心灵的良药,却只是(人类)单方面的想法而已。
▼今年はクラゲ被害の出足が早いという。神奈川県の江の島では、海水浴客300人近くが刺された日もある。7月からの高温と日照が成長を促し、アンドンクラゲなどが大量発生したらしい
据说今年水母的泛滥情况比往年来的要早。在神奈川县的江之岛,一天中有将近300位海水浴场客人被刺伤。原因是7月开始的高温和日照促进了水母的生长,导致桶型水母等品种大量繁殖。
▼殻も甲羅も、逃げ足もないから、毒で身を守るしかない。みだりにさわるものには、触手が一撃を見舞う。クラゲに放言させれば、サルの仲間が海で遊ぶのが間違い、となろうか
正因为没有外壳,护甲,和用来逃跑的腿,水母只能用毒素来保护自己。对任意触碰它的东西,它的触手就会给予反击。如果让水母开口说话的话,它会说出,猴子的同类在海里游泳是错误的,之类的话吧。
▼ミジンコ好きで知られるジャズミュージシャンの坂田明さんは、著書『クラゲの正体』でクラゲ博士の故柿沼好子さんと対談した。柿沼さんいわく。「人間がかまわず海を汚すと、クラゲはその身を削り命をかけてクリーニングしなければならないから、どんどんやせてしまう」。クラゲには海水の浄化作用があるとされる
因喜欢水蚤而闻名于世的爵士乐音乐家坂田明先生,因其著书“水母的真面目”与水母博士,已故柿沼好子女士有过交流。柿沼女士说:"对于人类来说无关紧要的海水被污染了的话,水母就会拼尽全力将海水清洁干净,为此水母就会慢慢地就消瘦下来了。“水母被认为有净化海水的作用。
▼〈命透け海月(くらげ)に秘するものはなし〉江口かずよ。水と戯れる姿は、なるほど、どこか悲しい。浜辺の嫌われ者も、生態系の小さな歯車として何かの役に立っているはずだ。クラゲが生きやすい海は、人が住みやすい陸と一対のものである。
江口和代的诗:“身体透明的水母毫无隐藏。”与水嬉戏的身姿,其背后也有可悲之处。即便是在海边被人嫌弃的这个生物,在生态系统中作为小小的齿轮也一定是具备某种作用的。适合水母生活的大海和适合人类居住的大陆其实是一体的。 |