2008年8月22日(金)付
スポーツ映像は、勝敗が決した瞬間が華だろう。顔を両手で覆う選手が結構いる。悲喜を問わず、感極まった面相は公開無用の「私物」ということかもしれない。それはさておき、北京からの絵に一喜一憂するこの国で、覆いようがなくなってきたものがある。政治と経済の弱さだ。
体育节目的视频,最精彩之处是分出胜负的瞬间吧。尤其多的选手会双手掩面。不论是喜是悲,也许这副透着丰富表情的面孔是不便公开的“私有物”。这个话题暂且不论。看到从北京传来的视频画面,在那个一喜一忧的国家已经没有什么需要遮掩的了。那是政治与经济的薄弱。
福田首相は早めの臨時国会で成果を上げたいのに、長い会期を嫌う公明党の意向も無視できない。間(あいだ)をとって、国会召集は9月中旬らしい。先の「追い込まれ改造」同様、首相に主導権はなく、自民幹部からは「ぐず内閣」の声まで出た。
福田首相心想着早点在临时国会上取得成果,却又不能无视讨厌长时间会议的公明党。只好取个中间日期,将国会安排在9月中旬。与之前的“被逼改造”一样,首相并无主导权,甚至从自民党干部中传来了“没用的内阁”的声音。
与野党の関心は、誰の手で解散・総選挙をするのか、この一点。地味な首相では選挙の顔にならないが、唐突に派手な人が継いでも有権者に密約を疑わせる。いずれにせよ、解散含みの国会で実のある政策論議になるか。
执政党与在野党感兴趣的是到底通过谁的手来解散、来做总选举。纯朴的首相不会出现在选举上,不过冷不丁地让一个高调的人来继任的话会被有权利的人认为是事先秘密约定好的。不管怎么样,难道在有解散侵向(应该是"倾向",SORRY打错字啦)的国会上讨论既成事实的政策吗?
夏休みの間にも、景気は停滞の度を強めている。政府は、後退局面に入ったことを事実上認めた。4~6月は1年ぶりのマイナス成長、株価もさえない。ここ6年は戦後最長の拡大でしたと聞いても、どこの国の話かと思う。
暑假期间,市场状态使停滞一度强化。政府也承认“已经进入后退局面”这一事实。4-6月产生了一年以来的负增长,股票也萎靡不振。只是听到“这6年是战后最长的发展”这句话,便知道是在说哪个国家的事了吧。
ガソリン価格をにらんでの休暇は「安近短」が主流だった。政策不信の裏返しであろう。生活は自分で守るしかないという背水の節約が、停滞に輪をかけるはずだ。
与燃料价格相呼应的“经济旅行”(短途旅行,省油)已成为主流。这是对政策的不信任的表现吧。“生活只能自己保障”这种背水一战的节约方式,应该就是停滞不前的主要原因。
電気代を気にしつつ、時差1時間の五輪ドラマを追う人も多かろう。陸上の男子200メートルは異次元の走り。100メートルに続く2冠を世界新で飾ったボルト選手は、大の字になり、両手で顔を覆った。悲と喜は正反対ながら、一瞬、日本の今が重なる絵だった。
很多人都是一边担心着电费,一边追着看时差1小时的奥动会节目吧。男子田径200米跑进“异次元”、继100米之后第二次得了金牌并破记录的选手,他站成一个“大”字,双手掩住脸庞。虽然悲喜是正好相反的,但那一瞬,日本的现状却是悲喜交加。
[ 本帖最后由 小猫尖尖 于 2008-8-24 20:50 编辑 ] |