名字,含义为姓。名字をもった,含义为持有姓。
过去,日本人大部分人都没有姓,以后才慢慢的从皇帝那儿受赐姓,或者,自己随便决定自己的姓。
[名字] 【みょうじ】 【myouji】
姓xìng.
名字は山田,名前は太郎/姓山田,名太郎.
彼女は結婚して今では名字が山本と変わった/她结婚后现在改姓山本了.
話のタネ 変わった名字ができたわけ
明治3年、「平民名字許可令」が発令され、一般人もようやく苗字をもつことが許された。
昨今のドメイン獲得さながら、人々がわっと名字登録にはしったかというと、これがあにはからんや、不人気なことこのうえなかった。
というのも、それまで、農民や商人のなかにも「名字御免」といって特別に名字を許される者もいたが、たいはんの人々は、それこそ先祖代々名字なしで暮らしてきて、そのことでなんら生活に不便を感じていなかったからだ。
また、当時、政府の機構や政策はめまぐるしく変わって信用できず、明治4年には戸籍法が布告されて、名字許可が徴税策の一環ではないかと、人々は警戒したのだった。
5年に「登録済みの氏名改名禁止」令が出たことも、「ここまでして、政府はいったい何をもくろんでいるのか」と、人々の疑心暗鬼に拍車をかけることになった。
そのため、政府は、おきまりの強権を発動する。明治8年2月13日、「平民名字必称義務令」を出し、名字をもつことを許可でなく義務として強制したのだった。
人々は、従うしかなかった。
「やむなく」「とりあえず」といった調子で名字をつけた人も少なくなかった。
平目、浜地、大根といったように魚や野菜の名前をつけたり、女好きなので女楽とか、屁こきだから辺春とつけたり。
なかには、「ええい、めんどうだ。この村の者は全部同じにしよう」というようなケースもあった。
自分の名字がなんだかヘンという人のご先祖は、無類のめんどうくさがりやであったということか。
いやいや、ユーモア精神旺盛、反骨精神旺盛だったというべきであろう。
ともかくも、こうして13万ともいわれる世界最高数の名字が誕生することになった。
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