[高木彬光] 幽霊西へ行く
高木 彬光(たかぎ あきみつ、1920年9月25日 - 1995年9月9日)は日本の推理小説作家。 戦後の本格推理小説界の巨匠。本名は高木 誠一。津軽方言詩人・医師の高木恭造の甥に当たる。
内容(「BOOK」データベースより)
高島竜二警部は、かつて麻薬密売の容疑で取り調べたことがある女優上杉弥生と、10年ぶりに出会った。彼女は哀願するように―主人が死人の亡霊をよび出し、あの世との通信をするという“降霊術”に凝り、お前は間もなく恐ろしい死に方をする!―と絶えず脅すので、助けてくれというのだ。そんな馬鹿な!?と警部は一笑に付したのだが、彼女の熱心な誘いに負けて、降霊術の実験に立ち合うハメになった…。単行本未収録傑作ミステリー、オリジナル文庫。 |