|
北京市内の路線バスを運行する北京市公交集団は、2009年1月1日から、高齢者・幼児・障害者・妊婦などの専用席を増やすと同時に、着席できない高齢者がいる場合、バスは発車しないという新ルールを適用する。
9日付京華時報によると、北京市内の路線バスを運行する北京市公交集団は2009年1月1日から、高齢者・幼児・障害者・妊婦などの専用席を増やすと同時に、着席できない高齢者がいる場合、バスは発車しないという新ルールを適用する。
年内に、バスに設けられている高齢者などのための専用席を、座席全体の10%に増やす。現在も1台当たり8-10席の専用席が設けられているが、車両によっては席の増設など改造が必要になるという。バス停にも、高齢者に優先乗車してもらうためのスペースを設ける。
北京市公交集団は、着席してもらうことを徹底することで、高齢者の車内での転倒事故などを根絶する考えだ。
新ルールには、高齢者や車椅子利用者のために、乗務員が手助けすることも盛り込む。車椅子利用者に対して、これまでは「大型荷物」としての料金を求める場合があったが、新ルールで追加料金の撤廃を明記する。 |
|