規則を守っているのに注意を受けるとは、非常に心外です
人物:カラオケボックスの店長 警官
場面:店先で警官の注意を受ける
店長:あの、なにか・・・?
警官:あなたが、このカラオケボックスの経営者ですか?
店長:はい、そうですか、警察の方が一体うちになんの御用で?
警官:お宅のカラオケの音がうるさいという苦情が、付近の住民から相次いでおりましてね、住民の方々の要望を受けて、注意に参りました。
店長:なにかの間違いでしょう。うちは市の条例の基準をきちんと守ってますし、住民から苦情を言われたことなど一度もありませんよ。
警官:でも現に署のほうに、騒音だ、安眠妨害だという訴えがたくさん寄せられています。それに、夕方6時ごろから朝4時すぎまでずっと歌や音楽を流しているそうですね?
店長:ええ、確かに。でも営業時間も、ちゃんと市の認可を受けています。規則を守っているのに注意を受けるとは、非常に心外です。
警官:住民の方々の迷惑も考えてみてください。いくら条例に反していないとはいえ、毎日、騒音に悩まされつづけている皆さんの身になってみれば、もう少し音を小さくするとか、防音を強化するとかという対策を立てるのが当然でしょう。
店長:うちは違反もなにもしてませんし、非も一切ありません。どうぞお帰りください。
警官:とにかく、注意と警告はしました。今後また問題が起きるようでしたら、署までご同行願います。いいですね?では、お邪魔しました。
単語
心外(しんがい): (名,形动) 意外,意想不到,遗憾
カラオケボックス: (名) 卡拉OK包间
相次ぐ(あいつぐ): (自五) 相继发生,持续不断
要望(ようぼう): (名) 要求,迫切期望
安眠(あんみん): (名,他サ)安睡
妨害(ぼうがい): (名,他サ) 妨碍
訴え(うったえ): (名) 控告,控诉
非(ひ): (名) 非,不是,错误 |