み‐こみ【見込み】
①見た様子。見かけ。みば。好色五人女3「胸あけかけて身ぶりよく…―のやさしさ」
②事の成否・将来などについて考えてみること。予想。「―が立たない」
③可能性や望み。「成功の―がない」
④茶碗や鉢の内面。その作風は鑑賞上重要。
⑤〔建〕部材の奥ゆき。__見付みつけ。
み‐とおし【見通し】‥トホシ
①みとおすこと。こちらからあちらまで一目に見えること。源氏物語野分「―あらはなる廂の御座に居給へる人」。「霧で―がきかない」
②将来や他人の心中などを見抜き察知すること。予測。洞察。世間胸算用4「高野参りの心ざしを―の弘法大師」。「生活の―が立たない」「先刻お―」
③江戸深川・品川などの妓楼で、第1の客間・表座敷。洒、辰巳之園「『―にか』『イヽヱ横座敷で』」
④〔心〕新しい事態・課題状況に当面したとき、試行錯誤的に解決を見出すのでなく、問題の全体的構造を把握して解決を図ること。洞察学習。
→試行錯誤 |