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发表于 2009-2-7 16:14:04
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いままで、なんと多くの旅をして来たことだろう。そして、これからも、ずっと続けることだろう。旅とは私にとって何を意味するのか。自然の中に孤独な自己を置くことによって、解放され、純化され、活撥になった精神で、自然の変化の中にあらわれる生のあかしを見たいというのか。
いったい、生きるということは何だろうか。この世の中に、ある時、やって来た私は、やがて、何処かへ行ってしまう。常住の世、常住の地、常住の家なんて在るはずがない。流転、無常こそ生のあかしであると私は見た。
私は私の意志で生れてきたわけではなく、また、死ぬということも私の意志ではないだろう。こうして、いま、生きているというのも、はっきりと意志が働いて生きているわけでもないようだ。したがって絵を描くということも-‐
私は何を云おうとしているのか。カを尽して誠実に生きるということを尊いと思い、それのみが、私の生きている唯一の意義であるはずだと思ってはいるのだが。それは、上述の認識を前提とした上でのことである。
上原文 |
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