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发表于 2009-7-15 19:33:34
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100 *~さえ/~すら
名詞 : × + さえ
格助詞:に・で・と・から・の すら
動詞 :て形/ます形
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♪ 会話 ♪
李 :雑談には乗ってくれたけど、肝心の商売の話はきっかけすらつかめなくてねえ。
山田:君でさえ説得できないのだからね。でも、彼は聞く耳は持ってるから、最後まで諦めるなよ。
李 :今でさえこんなに競争が激しいから、年度末には八掛け二割り引きはおろか、半値すら登場するよ。
♯ 解説 ♭
「~さえ/~すら」は接続が複雑ですが、よく使われる形を次項で取り上げています。名詞に直接接続し、格助詞「が/を」の位置で使われるとき、「~でさえ」の形もあります。どちらも極端な一例を取り上げて、「だから、他はもちろん~だ」という意味を表します。強い「~も」と考えてもいいでしょう。
ただし、「~さえ」はいいことにも良くないことにも使えるのですが、「~すら」は軽視・蔑視の感情を含んでいるため、良くないことに使われます。
小学生なのに、高校の数学問題さえ(?すら)できる。
高校生なのに、小学校の数学問題さえ(⇔すら)できない。
§ 例文 §
1.一年も日本語を勉強していながら、カタカナすら読めないのか。恥ずかしいとは思わないのか。
2.なぜ黙っている?この私にさえ話せないようなことなのか。
3.足し算すらろくにできないんだよ。微分積分がわかるはずがないじゃないか。
4.腰が痛くて、じっと寝ているのさえ辛い。
5.あきれてしまって、怒る気にさえなれない。
426 *~ものを
動詞・形容詞:普通形<ナ形ーな/である> + ものを
もんを<口>
(注:ほとんどの用例は「~ば~ものを」「~ても~ものを」となる)
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♪ 会話 ♪
李 :また王に逃げられた。もう少しで詰むとこだったものを、くやし~っ。今度も持ち駒切れだ。
良子:岡目八目だけど、いい手があったのよ。一言言ってくれれば、こっそり教えてあげたものを。
李 :そうと知ってりゃ、頼んだもんを。
山田:はっは、後の祭りだ。へぼ将棋もいいとこだね。
♯ 解説 ♭
「~ものを」(口語形として「~もんを」)は常に「~ば/~ても」と呼応して、「~ば~ものを」「~ても~ものを」の形で使われます。接続助詞としても終助詞としても使われますが、「~のに」と置き換えることができる逆説表現です。この文型は実際には行われなかったことを前件で取り上げて、相手に対する不満・非難・残念・恨みといった感情を強く打ち出すのが特徴です。
例えば、下の例は「~ものを」も「~のに」使えますが、「~ものを」を使うと相手に対する不満や非難の感情が強く現れ、「~のに」を使うと自分自身の残念な感情が表れるでしょう。
努力すれば合格できたものを(・のに)。
知らないことは聞けばいいものを(・のに)。
§ 例文 §
1.知っているのであれば、教えてくれてもいいものを。
2.日頃から復習していれば、試験前に慌てずに済むものを。
3.嫌なら嫌だと言えばいいものを、あいまいな返事をするから、こんな始末になるんだよ。
4.隠してもいずれはばれるものを、隠そうとするから、よけいに嘘が透けて見える。
5.連絡してくれれば迎えに行ったものを、ちょっと水臭いじゃないか。
419 *~ものがある
動詞・形容詞:原形<ナ形ーな> + ものがある
ない形 もんがある<口>
(注:連体形接続なので「~べき+」「~如き+」などの形もある)
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♪ 会話 ♪
山田:仕事が暗礁に乗り上げたとき、我々の課長への信頼感には大きいものがあります。
課長:君達の協力がなければ、僕一人じゃ何もできないよ。
山田:何をおっしゃいますか。課長こそ頼みの綱です。
百恵:よくもあんな心にもないお世辞が言えたもんだわ。
李 :彼のごますりには、才能とも呼ぶべきものがあるね。
♯ 解説 ♭
「~ものがある」は「~には~がある」文型と「もの」が結合して作られています。
この国で採れる果物には、バナナやパイナップルなどがある。<物の種類>
彼には学識(教養・地位・誇り・経験・夢・・)がある。 <人の属性>
規則には例外がある。例外には理由がある。 <ことの属性>
この「AにはBものがある」もAの内にある中身・内容・部分などの属性Bを表す表現ですが、「AはとてもBという要素を備えている」という意味を表し、それが客観的・普遍的事実だという強調の語感や感嘆の気持ちが現れます。
§ 例文 §
1.物事には順序というものがある。
2.彼には異性ばかりか、同性をも引きつけるものがある。
3.女心というものは、どうも俺たち男にはわからないものがある。
4.他社が新製品の開発を進めているなどという話を聞くと、内心穏やかならぬものがありますね。
5.彼女のアニメ作品には、いつも胸を打たれるものがある
http://www.nihongo2.com/index.cgi
に
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[格助]名詞、名詞に準じる語、動詞の連用形・連体形などに付く。
1 動作・作用の行われる時・場所を表す。「三時―間に合わせる」「紙上―発表する」
・ 「熟田津(にきたつ)―舟(ふな)乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」〈万・八〉
・ 「二十一日、卯(う)の時ばかり―船出(い)だす」〈土佐〉
2 人・事物の存在や出現する場所を表す。「庭―池がある」「右―見えるのが国会議事堂です」
3 動作・作用の帰着点・方向を表す。「家―着く」「東―向かう」
・ 「蟻のごとくに集まりて、東西―急ぎ、南北―走(わし)る」〈徒然・七四〉
4 動作・作用・変化の結果を表す。「危篤―陥る」「水泡―帰する」
・ 「青葉―なり行くまで、よろづにただ心をのみぞ悩ます」〈徒然・一九〉
5 動作・作用の目的を表す。「見舞い―行く」「迎え―行く」
・ 「白馬(あをうま)見―とて里人は車清げにしたてて見―行く」〈枕・三〉
6 動作・作用の行われる対象・相手を表す。「人―よくかみつく犬」「友人―伝える」
・ 「人―若菜給ひける御歌」〈古今・春上・詞書〉
7 動作・作用の原因・理由・きっかけとなるものを示す。…のために。…によって。「あまりのうれしさ―泣き出す」「退職金をもとで―商売を始める」
・ 「春の野に若菜摘まむと来(こ)しものを散りかふ花―道はまどひぬ」〈古今・春下〉
8 動作・作用の行われ方、その状態のあり方を表す。「直角―交わる」「会わず―帰る」
・ 「桐の木の花、紫―咲きたるはなほをかしきに」〈枕・三七〉
9 資格を表す。…として。「委員―君を推す」
・ 「はじめより我はと思ひあがり給へる御方々、(桐壺ノ更衣ヲ)めざましきもの―おとしめそねみ給ふ」〈源・桐壺〉
10 受け身・使役の相手・対象を表す。「犬―かまれた」「巣箱を子供たち―作らせる」
・ 「ありがたきもの、舅(しうと)―ほめらるる婿」〈枕・七五〉
11 比較・割合の基準や、比較の対象を表す。「君―似ている」「一日―三回服用する」
・ 「御袴着(はかまぎ)のこと、一の宮の奉りし―劣らず」〈源・桐壺〉
12 (場所を示す用法から転じて、多く「には」の形で)敬意の対象を表す。「博士―は古稀(こき)の祝いを迎えられた」「先生―はいかがお過ごしですか」
・ 「うへ―も聞こしめして渡りおはしましたり」〈枕・九〉
13 (動詞・形容詞を重ねて)強意を表す。「騒ぎ―騒ぐ」
・ 「風いたう吹き、海の面(おもて)ただあし―あしうなるに」〈枕・三〇六〉
14 「思う」「聞く」「見る」「知る」などの動詞に付いて状態・内容を表す。
・ 「この継母の有様をあたらしきもの―思ひて」〈源・帚木〉
15 比喩(ひゆ)の意を表す。
・ 「逢坂をうち出でて見れば近江の海白木綿花(しらゆふはな)―波立ち渡る」〈万・三二三八〉
[接助]活用語の連体形に付く。
1 あとの叙述の前置きとして続ける意を表す。…と。…ところ。「考えてみる―庶民のための政治は当分望めそうにない」「こともあろう―警官にけんかを売るとは」
・ 「あやしがりて寄りて見る―、筒の中光りたり」〈竹取〉
2 理由・原因を表す。…ので。…だから。
・ 「渡し守、はや舟に乗れ、日も暮れぬと言ふ―、乗りて渡らむとするに」〈伊勢・九〉
3 逆接の確定条件を表す。…けれども。…のに。…だが。
・ 「日中の照りに乾いて、きょうは道が好かった―、小庭の苔はまだ濡れている」〈鴎外・蛇〉
・ 「よろしうよみたりと思ふ歌を人のもとにやりたる―、返しせぬ」〈枕・二五〉
4 添加・並列を表す。…のに加えて。…の上にさらに。
・ 「旅の空を思ひやるだにいとあはれなる―、人の心もいと頼もしげには見えずなむありける」〈かげろふ・上〉
◆接続助詞「に」は、用言の連体形に付く格助詞「に」から転じたもので、1は口語では多く「要するに」「こともあろうに」などの慣用的表現として用いられる。
[終助]
1 《上代語》活用語の未然形に付く。他に対してあつらえ望む意を表す。…てほしい。
・ 「ひさかたの天路(あまぢ)は遠しなほなほに家に帰りて業(なり)をしまさ―」〈万・八〇一〉
2 《近世語》活用語の終止形に付く。軽く注意を促したり、とがめたりする意を表す。…のにな。…のだぜ。
・ 「飯をたいたら、かゆになってしまうわな。米をたくといへばいい―」〈滑・膝栗毛・初〉
[並助]並列・列挙・添加・取り合わせを表す。「バター―チーズ―牛乳」「月―むら雲、花―嵐」
・ 「有識(いうそく)―公事(くじ)のかた、人の鏡ならんこそいみじかるべけれ」〈徒然・一〉
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