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发表于 2009-8-4 19:32:57
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お読めになる→お読みになれる(可能形)
「~することができる」ということを尊敬語で表す時、「お~になれる」です。
【一般形の主な例】
・お(ご)……になる(後掲【補足ア】参照)
・……(ら)れる(例:読む→読まれる,利用する→利用される,始める→始められ
る,来る→来られる)
・……なさる(例:利用する→利用なさる)
(注) 「……なさる」の形は,サ変動詞(「……する」の形をした動詞)についてのみ,その「する」
を「なさる」に代えて作ることができる。
・ご……なさる(例:利用する→御利用なさる)
(注) 「ご……なさる」の形は,サ変動詞(「……する」の形をした動詞)についてのみ,「する」を
「なさる」に代えるとともに「ご」を付けて作ることができる。ただし,「ご」がなじまない語
については,作ることができない(後掲の【補足ア:「お(ご)……になる」を作る上での留意点】
に準じる留意が必要である)。
・お(ご)……だ(例:読む→お読みだ,利用する→御利用だ)
(注1) 「だ」を丁寧語「です」に変えた「お(ご)……です」の形で用いることが多い。
(注2) 「お(ご)……だ」「お(ご)……です」を作る上では,後掲の【補足ア:「お(ご)……になる」
を作る上での留意点】に準じる留意が必要である。
(注3) 「御存じだ(御存じです)」は,「知っている」の尊敬語である。
・お(ご)……くださる(例:読む→お読みくださる,指導する→御指導くださる)
(注) 「お(ご)……くださる」を作る上では,後掲の【補足ア:「お(ご)……になる」を作る上での
留意点】に準じる留意が必要である。
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(注) 「お(ご)……する」は後述のように謙譲語Ⅰの形であり,これを尊敬語として使うのは適切ではない。(例
えば,「相手が持っていくか」ということを尋ねる場合,「お持ちしますか。」と言うのは不適切で,「お持
ちになりますか。」と言うのが適切である。)
(注) 「ご……される」(「御説明される」「御利用される」など)は,本来,尊敬語の適切な形ではないとされ
ている。
【補足ア:「お(ご)……になる」を作る上での留意点】
「お(ご)……になる」を作る上で留意すべき点は次のとおりである。
【ア-1:「お」「御」の使い分け】
一般に,動詞が和語の場合は「読む→お読みになる」「出掛ける→お出掛けに
なる」のように「お……になる」となり,漢語サ変動詞の場合は「利用する→御
利用になる」「出席する→御出席になる」のように「ご……になる」となる。
【ア-2:変則的な「お(ご)……になる」】
次の場合は,変則的な作り方となる。
・御覧になる(←見る)
・おいでになる(←行く・来る・いる)
・お休みになる(←寝る)
・お召しになる(←着る)
【ア-3:「お(ご)……になる」が作れない場合】
慣習上,「お(ご)」と組み合わせることがなじまず,「お(ご)……になる」の形
が作れない動詞もあるので,注意を要する。
例:×お死にになる(→お亡くなりになる,亡くなられる),×御失敗になる
(→失敗なさる,失敗される),×御運転になる(→運転なさる,運転さ
れる)
②可能の意味を添える場合
動詞に可能の意味を添えて,かつ尊敬語にするには,まず尊敬語の形にした上で
可能の形にする。
例:召し上がれる,お読みになれる,御利用になれる(まず,「召し上がる」「お読
みになる」「御利用になる」の形にした上で,可能の形にする。)(注) 「お(ご)……できる」は,後述のように謙譲語Ⅰ「お(ご)……する」の可能形であり,これを尊敬
語の可能形として使うのは適切ではない。(例えば「全問正しくお答えできたら,賞品を進呈します。」
は不適切で,「お答えになれたら」とするのが適切である。)
http://www.bunka.go.jp/1kokugo/pdf/keigo_tousin.pdf |
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