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100220“雨水”盼春

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发表于 2010-2-22 22:53:13 | 显示全部楼层 |阅读模式
100220“雨水”盼春

氷がとけたら何になる? テストである子が「水になる」ではなく「春になる」と答えたという話を、先ごろの小欄で書いた。伝聞だったので「虚実はおいて」と断ったら、子ども時代を札幌で過ごしたという60代の女性から便りをいただいた。

冰融化后变成了什么?日前,本栏曾写道:有一个孩子在这样的测验中答成“变成了春天”而非“变成水”。由于那是一则传闻,所以有言在先“真假姑且不论”。后来,收到了一位在札幌度过了童年时代的60多岁的女士的来信。

セピア色をした「りかのてすと」のカラーコピーが入っていた。「ゆきはとけるとなにになる」の問いに「つちがでてはるになります」と鉛筆で書かれている。残念ながらバツをもらい、全体の点数は85点。お母さんが取り置いていたのを、遺品の中から見つけたそうだ。

信中有一张已呈棕色的“理科测验”的彩色复印件。在“雪融化变成什么”的题目下,用铅笔写着“露出泥土,变成春天”。遗憾的是这个答案被打了叉,总分85分。据说这是在她母生前保管好的,如今成了遗物的物品中找到的。

電話で話をお聞きした。子ども時代、クロッカスなどの球根を庭に植えた。春になると真っ先に球根の上の雪がとけ、丸く小さく地面が見えた。やがて美しい緑の芽が出る。その印象が答案になったのでしょう、と話しておられた。

我打电话过去了解了此事。说是在童年时代,院子里种着藏红花等球根植物。到了春天,球根上方的雪率先融化,露出一小片圆圆的地面。不久,美丽的绿芽就破土而出了。她说,估计就是基于这个印象才那么答题的吧。

早春の風はまだ冷たいが、石垣りんの詩「二月のあかり」を思い出す。〈二月には 土の中にあかりがともる。……草の芽や 球根たちが出発する その用意をして上げるために 土の中でも お母さんが目をさましている〉。

早春的风还相当寒冷,可我想起了石垣琳的诗《二月之光》。“二月的泥土中蕴藏着光亮。……那是为了青草的嫩芽/以及球根们的出发所准备的/为此,大地母亲早已在泥土中醒来了”。

植物ばかりではない。都内の井の頭自然文化園を訪ねたら、越冬中の昆虫を観察できる展示があった。落ち葉の下や土の中に様々な命が息づいている。「お母さん」が小さきものたちを起こして回る日も、遠くはない。

这种现象并非仅限于植物。我去东京都内的井之头自然文化公园看了一下,发现那里正在举办能观察越冬昆虫的展览。落叶下、泥土中,栖息着各种各样的生命。大地母亲挨个去唤醒这些小生命的日子也已经不远了。

テストで「春になる」と答えた人は他にもおられることだろう。きのうは二十四節気の雨水だった。水ぬるみ始めるころ。もうひと辛抱、ふた辛抱で、幼い答えを正解とすべく、季節がめぐる。

在测验中回答“变成春天”的,想必还另有人在吧。昨天是二十四节气中的雨水,是春江水暖之始。让我们再耐心等待一下,将那个充满童真的答案判为正确的季节,即将来临了。
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