アメリカ国務省の高官は、北朝鮮が、9日、朝鮮半島西側の黄海に向けて100発余りの砲撃を行ったことを挑発行為だとしたうえで、今回の砲撃によってアメリカが譲歩することはなく、北朝鮮への圧力を強めていく考えを示しました。
9日,北朝鲜对朝鲜半岛西侧的黄海发起100余发的炮击,针对这一挑衅行为,美国国务大臣表示,决不妥协且要进一步给北朝鲜施压。
韓国国防省によりますと、北朝鮮は、9日、韓国軍が直前まで大規模な軍事演習を行っていた黄海に向けて海岸に設置した砲台からあわせて100発余りの砲撃を行いました。砲撃はいずれも海上の境界線の北側に着弾し、韓国側に被害はありませんでした。これについてアメリカ国務省の報道担当のクローリー次官補は、記者会見で「魚がたくさん死んだはずで、動物保護団体が抗議するだろう。こうした挑発行為で北朝鮮が得るものは何もなく、孤立を深めるだけだ」と述べ、皮肉を交えながら、今回の砲撃によってアメリカが譲歩することはないと強調しました。そのうえでクローリー次官補は「アメリカは国際社会と協力しながら国連による制裁措置を確実に実施していく。北朝鮮にこうした挑発をやめさせるためには、どのような圧力をかけるべきか、引き続き模索していく」と述べ、北朝鮮への圧力を強めていく考えを示しました。
据韩国国防部表示,北朝鲜在海岸设置炮台,于9日针对韩国军之前刚刚进行大规模军事演习的黄海发起100余发的炮击。炮弹都落在海上边界线的北侧,韩国方面无损失。针对此事,美国国务院发言人库洛里次长补在记者招待会上表示“此次炮击应该有有很多鱼类死掉,动物保护团体应该不会善罢甘休吧。这种挑衅行为对北朝鲜来说不但没有半点好处反而加深孤立”,甚至强调针对此次事件美国绝不妥协。与此同时,库洛里次长补还表示“美国将与国际社会合作,通过国联确实对北朝鲜进行制裁处置。为了阻止北朝鲜的此类挑衅,美国将一如既往的摸索,应该对北朝鲜施加何种压力”,表明加强给北朝鲜压力的决心。 |