|
朝のラジオ体操を五二年間、体操後の清掃奉仕を四八年間続けている七九歳の竹内龍幸さん。雨の日も休日も大晦日も元旦も、休まず行います。
当初、自宅近くの空き地で始めたラジオ体操の参加者が増え、公園に場所を移したところ、落ち葉の多さが気になり、清掃奉仕が始まりました。
長年の間には体操仲間も変化しました。ひと頃は子供も大勢参加していたのですが、現在は高齢化が進み、五〇から六〇代が中心。人数も少なくなりました。
それでも竹内さんは、長く続けられた秘訣を「仲間がいたから。自分ひとりだったら、怠け心が出る」と語ります。
「継続は力なり」といいます。継続するには自身の努力もさることながら、継続を引き出す要素も見逃せません。それは仲間であり環境であるといえるでしょう。
仕事によっては、個人で行うものや、チーム員がライバル同士の時もあります。しかしどんな仕事も、会社という場やお客様がいなければ成り立ちません。仕事ができる環境にあることに感謝して、今日一日の働く力にしていきましょう。
|
|