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外務省の竹内事務次官は13日、北朝鮮に対して行った食糧などの援助物資が、一般市民に届いているというモニタリング調査の結果を発表しました。
政府は、北朝鮮に対して約束したコメ支援25万トンのうち、半分の12万5000トンをすでに実施したほか、医薬品なども提供しました。調査団は、これらの支援物資がきちんと一般市民に届いているかどうか、今月4日から11日の日程で、平壌をはじめ24カ所を視察しました。そして、港や医療施設、一般の家庭にも訪れて聞き取り調査を行い、支援が行き渡っていることを確認しました。
ただ、今後の支援について、政府は、日朝実務者協議で提供された横田めぐみさんの遺骨が別人であったことから、国際機関からの要請があっても当面、支援には応じない方針です。 |
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