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自己受為替手形とは
自己受為替手形とは、自分が手形代金の受取人となるように振り出した為替手形のことを言います。つまり、自分で自分が代金を受け取る為の手形を振り出すころを言います。
①自己受為替手形を振り出したとき
　時期受為替手形を振り出したときは、手形を振り出した側（振出人＝指図人）は受取手形が増えます。一方、引き受けた側、つまり、（手形によって代金をしはらいますよ）といった側（名宛人）は、支払手形が増えます。
　　　　　取引
A商店は、C商店に対する8000円を回収するため、自分を受取人とする為替手形を振り出し、C商店の引き受けを得た。
振出人＝指図人の仕訳
（借）受取手形　8000　（貸）売掛金　8000
名宛人の仕訳
（借）買掛金　8000　　　（貸）支払手形　8000
②自己受為替手形が決済されたとき
自己受為替手形が決済されたときは、手形を振り出した側は受取手形が減ります。一方、引き受けた側は支払手形が減ります。
　　　　　取引
自己受為替手形8000円が当座預金口座を通じて決済された。
振出人＝指図人の仕訳
（借）　当座預金　8000　（貸）　受取手形　8000
名宛人の仕訳
（借）　支払手形　8000　（貸）　当座預金　8000