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发表于 2012-7-5 22:47:31
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杨柳青青江水平,
yánɡ liǔ qīnɡ qīnɡ jiānɡ shuǐ pínɡ,
闻郎江上唱歌声。
wén lánɡ jiānɡ shànɡ chànɡ ɡē shēnɡ 。
东边日出西边雨,
dōnɡ biān rì chū xī biān yǔ ,
道是无晴却有晴。
dào shì wú qínɡ què yǒu qínɡ 。
これは唐時代の有名な詩人、劉禹錫の「竹枝詞」です。詞は「川辺には柳が深緑の枝を垂らし、水面はシーンとしている。不意にラブソングを歌う男の声が聞こえてきた。東には太陽があり、西ではまだ雨が降っている。晴れていないかと思えば、晴れた地もまだあった。」という内容を語っています。この詞は見たところありふれた愛の詩で、言葉も飾り気がなく、意味も解りやすく、何も人をひきつける魅力(特徴)がありません。それなのにどうして歴代の評論家たちから絶賛されてきたのでしょうか?その理由は、発音をもじって音を効果的に表現する手法を巧みに用いた詩だからです。発音が「情」と同じ「晴」という字を使うことでストレートすぎる言い方を避け、俗っぽさをなくし、また発音をもじることで明快な感じを引き出しています。詩人は「情がないように見えるが、実は情に溢れているのだ」ということを言葉の中に忍ばせて表しているのです。愛を伝えるのにたくさんの言葉は必要ないんですね。 |
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