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发表于 2013-5-3 09:28:32
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1、話し手→聞き手→第三者というように、与え手が主語になって、ウチからソトへの方向性を表すには「あげる」を使います。逆にソトからウチへの移動には「くれる」を使います。例文のように、話し手が李さんと同じ目線に立って、李さんの両親から恩恵的行為の授受を受ける立場になった表現には「くれる」を使います。他の例文も併せて見ていただいたらお分かりになると思いますので、ここで挙げておきましょう。
例:
①彼はあなたに切符を買ってくれましたか。(彼→あなた)
②あなたは弟に靴を磨いてくださったでしょう。(あなた→弟)
③あの人は私の友達の花子さんに部屋を片付けてくれました。(あの人→私の友達の花子さん)
授受の表現における遠心的方向性は、自分→家族・親族・友達→あなた→第三者という順になります。(例文の場合は、家族「第三者」→自分「あなた」→話し手「自分」という求心的方向になっています。)
2、近く:近いところ、近所。近くにスーパーができました。=近い所にスーパーができました。「に」はここにコンビニがありますという構文の「に」と同じく、場所を表す働きを持つ助詞です。
3、「~とって」と「~として」は立場を表している点ではよく似ています。しかし、「~にとって」の後の文は主として判断文(形容詞文)、「~として」の後の文は主として動作文が来るという違いがあります。
例:工場管理者にとって、工場内の事故は大きな責任問題です。
例:工場管理者として、彼は今回の事故の責任をとって辞職した。
とはいっても、「として」の後ろに形容詞や名詞の文がまったく来ないというわけでもなく、これらの述語が来た時に、「にとって」と意味が重なって、両方とも使える場合があります。
例:留学生にとって、学費は安い方がいい。
例:留学生としては、学費は安い方がいい。
ですから、「彼女としてはとても辛かったようです」も「彼女にとってとても辛かったようです」に言い換えることができます。しかし、「にとって」は、後ろには可能・不可能を現す表現や評価判断を含む表現が続くのみです。「賛成」「反対」「感謝する」などの態度表明にかかわる表現や「美しい、汚い、貴重だ、有名だ」などの客観的な状態を表す表現は用いることができません。
例:その案は私にとって反対です。(×)→私はその案に反対です。(○)
例:彼女は私にとって美しいです。(×)→私は彼女が美しいと思います。(○)
したがって、例文の「わたしとしては、その案に反対です」は「わたしにとって、その案に反対です」に変えることができません。
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