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本帖最后由 fuyc 于 2013-5-6 05:41 编辑
エレガンスから強さへ ―――2001年春夏パリ・コレクション
エレガンスから「強さ」へ――。先週閉幕した2001年春夏パリ・コレクションでは、ちょっと野性的でたくましい女性像の演出が目立った。今年秋冬までのクラシックはお嬢さん・マダム風のイメージだったが、それとは様変わり。しかし、基本はスーツやドレス、またはかつての英国パンクスタイルであることに変わりはない。今世紀最後のコレクションが示したのは、服の形の新しさより女の強さだったようだ。
強さへの変化を最も劇的に見せたのが、ジャンポール・ゴルチエだった。前回は1950年代のパリ・エレガンスを現代的なソースで煮詰めたような服だったが、一転して「地獄の天使」を思わせるハードなライダーズルックを並べた。
片そでや半身だけの革ジャケット、むき出しの片脚に網タイツとブーツ。大量に積んだスピーカーから響くロックの中を、挑むような表情のモデルたちが大またで練り歩いた。
パリの優雅さを代表するクリスチャン・ディオールは、デザイナー、ジョン・ガリアーノ本来のパンク精神を存分に発揮したような服だった。いたずら書きしたカギ裂きのドレスやぼろ布と紙をナイロンテープでとめたジャケット……。
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