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北欧で男性器に噛みつく肉食魚「パクー」発見 当局が警戒呼び掛け
8.12 09:00[世界仰天ニュース]
デンマークとスウェーデンの間の海峡で、人間の男性器にかみつくことで知られる南米原産の肉食魚「パクー」が見つかり、当局が警戒を呼び掛けていることが11日、わかった。米ニュース専門テレビ局、CNNによると、このほどパクー1匹が漁師の網にかかっているのが見つかったという。パプアニューギニアでは、パクーに男性器を噛みちぎられる被害が多発しており、別名「ボールカッター」と呼ばれ、恐れられている。(サンケイスポーツ)
男性の大事なモノを守るためには、やはりパンツは不可欠なようだ。
CNNによると、パクーが見つかったのは、デンマークとスウェーデン間のエーレスンド海峡。漁師の網に1匹がかかっていたという。南米原産で淡水魚のパクーが、なぜ海水で温度の低い北欧の海で見つかったのかは不明。
一般的に外来種は、アマチュア飼育者や養殖業者が持ち込むケースが多いとされており、今後専門家らが遺伝子などを詳しく調べる予定という。
デンマーク国立歴史博物館の専門家によると、パクーは南米の肉食淡水魚のピラニアに似ているが本来は草食で、歯もピラニアほど鋭くはない。ただ、漁網や人間の指をかみ切る力は十分にあり、好物の木の実もかみつぶして食べる。男性の睾丸(こうがん)を、木の実と間違えて食べようとするとみられている。
パクーは南米のアマゾン流域原産だが、2012年6月には北米のイリノイ州の湖でも発見されて大騒ぎになった。米国ではイリノイのほか、ニューヨークやテキサスなど多くの州の湖沼でもすでに確認されており、世界各地に生息域が広がっているとみられる。

男性器をかみ切ることから別名「ボールカッター」と呼ばれ、 恐れられているパクー。生息地の拡大が懸念される(AP)
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