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[其他翻译] 「ダンスダンスダンス」の翻訳(82)

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发表于 2016-8-12 23:23:17 | 显示全部楼层 |阅读模式
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妙なことに――別にそれほど妙じゃないのかもしれないけれど――その夜僕は十二時にべッドに入ってそのままぐっすり眠った。そして目が覚めたら朝の八時だった。出鱈目な睡眠パターンだったが、とにかくきちんと朝の八時に目覚めたのだ。一周してもとに戻ったという風に。気分は良かった。腹も減っていた。だからまたダンキン?ドーナッツに行ってコーヒーを二杯飲みドーナッツを二個食べ、それから何処に行くというあてもなく街をぶらぶらと歩いてみた。道は固く凍りついて、柔らかな雪が無数の羽毛のように静かに降り続いていた。空は相変わらず端から端までどんよりとした雲に覆われていた。散歩日和とはとても言えない。でも街を歩いていると精神が解き放たれるような気がした。ここのところずっとつづいていた重苦しい圧迫感が消えて、厳しい冷気さえもが肌に心地良かった。いったいどうしたというんだろう?と僕は歩きながら不思議に思った。物事はまだ何ひとつとして解決していないというのに、どうしてこんなに気分がいいのだろう?
一時間ほど歩いてからホテルに戻るとフロントにあの眼鏡をかけた女の子がいた。カウンターには彼女の他にももう一人フロント係がいたが、そちらの方の女の子が客の応対をしていた。彼女は電話の応対をしていた。彼女は受話器を耳にあて、営業用の微笑みを浮かべ、指にはさんだボールペンを無意識にくるくると回していた。そんな姿を見ていると、僕は何でもいいから彼女と話してみたかった。それもなるべく無意味なことがいい。意味をなさないような馬鹿気た話題が求められている。僕は彼女のところに行って、電話が終わるのをじっと待った。彼女は僕の顔を疑わしそうな目でちらっと見たが、営業マニュアルどおりの感じの良い微笑みは絶やさなかった。
「何か御用でございましょうか?」彼女は電話を終えると僕に向かって丁重に尋ねた。
僕は咳払いした。「実は昨日の夜、この近所のスイミング?スクールで女の子がふたり鰐に食べられて死んだっていう話を聞いたんだけれど、本当でしょうか?」と僕はなるべく真剣な顔をして口からでまかせを言った。
「さあ、いかがでしょう?」と精巧な造花のような営業用の微笑みを浮かべたまま彼女は答えた。でも目を見ると彼女が怒ってるのがわかった。頬が少し赤らみ、鼻腔が固くなったように見えた。「そういう話はわたくしどもはちょっと耳にしておりませんが、失礼ですが何かお客様のお間違えではございませんでしょうか?」
「すごく大きい鰐で、見た人の話だと大きさがボルボのステーション?ワゴンくらいあって、それが突然天窓のガラスを割って中に飛び込んできて、一口で女の子二人をかぷっと飲み込んで食べちゃって、デザートに椰子の木を半分食べて逃げたってことだけど、それはもう捕まったのかな?もしまだ捕まっていなかったら外に出るのは……」
「申し訳ございませんが」と彼女は表情を変えずに僕の話を遮った。「よろしければ、お客様の方から直接K札に電話でお問い合わせになりましたらいかがでしょうか?その方がむしろ確実ではないかと存じますが。あるいは玄関を出て右の方にまっすぐにいかれますと交番がございますので、そちらでお尋ねになってもよろしいかと思います」
「そうだね。そうしてみよう」と僕は言った。「ありがとう。理力があなたとともにありますように」
「おそれいります」と彼女は眼鏡の縁に手をやって、クールに言った。

  很奇怪——也许并不是那么奇怪——那天夜里在十二点躺到床上就酣睡起来。而醒来时已是早上八点。那是很荒唐的睡眠方式,总之醒来时已到了早上八点。就像转了一圈后又回到原位那样。精神很好,肚子已经饿了。所以又去了那个面包店,喝了两杯咖啡吃了两个面包,然后毫无目的地在街上东逛西逛。道路已坚硬地结冰,而柔软的雪花像无数的羽毛那样静静地连续下着。天空漫天仍旧被浑浊的云彩覆盖着。绝对不可以说是散步的天气。可是在街上走着精神就像被解放了似的。到现在为止一直连续沉闷压迫感消失了,那严酷的冷气也给皮肤一点好的感觉。到底是什么原因呢?我一边走一边不可思议地想。那些烦事连一个也还没有解决,心情却这样地好起来。
  走了一个小时之后回到宾馆,戴眼镜的那位女孩在总服务台。在结帐台除她之外还有一位服务员,那位服务员在接待客人。而她却在接电话。她把话筒放到耳边,浮现出营业服务用的微笑,用手指夹着圆珠笔在无意识地转。一看到那种姿势,我总想和她说话。那最好也是无意义的内容。希望是无意义的傻气的话题。我走到她的附近,一直等待电话结束。她用疑惑的眼神晃了一下看我的脸,绝不是营业说明书所表现的那种让人感觉良好的微笑。
  “您需要什么帮忙吗?”电话结束后她对我很礼貌地问。
  我咳嗽一下。“听说,实际上昨天晚上在这附近的一个游泳池有一个女孩两个被鳄鱼吃掉死了,是真的吗?”我尽量以严肃的模样信口开河地说。
  “啊,您说什么?”用精妙的服务用的微笑给我回答。而看她的眼就会明白她在发怒。脸稍红,看上去鼻腔硬了。“那样的事我们一点也没有听到。对不起了,对你有什么错误吗?”
  “非常大的鳄鱼,据看到的人说,其大小程度就像客货两用车那样,它们突然把玻璃窗的玻璃冲破飞进来,一口叼住两女孩㖔进去吃掉,像吃点心那样吃掉半棵椰子树似的逃走了,真的已经抓到了吗?假如还没有抓到的话,那还在外面逃着……”
  “实在对不起了。”她表情不变打断了我的话。“若可以的话,客人直接向K札打电话问会更好的。他们肯定会知道确切的信息。或者你出门右拐直接到那里,那里有K札岗亭,在在那里直接问会更好。”
  “是的。那我就试试。”我说。“非常感谢。智力和你在一起?”
  “需要那个奖励?”她把手放眼镜边上,冷静地说。
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 楼主| 发表于 2016-8-12 23:23:53 | 显示全部楼层
主人公在无理挑逗女服务员。
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