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[其他翻译] 「ダンスダンスダンス」の翻訳(223)

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发表于 2017-3-27 21:25:28 | 显示全部楼层 |阅读模式
29(10)
僕がランサーを運転して海岸まで行った。義手をつければ運転は簡単なのだが、なるべくならつけたくないのだと彼は言った。
「自然じゃないんです」と彼は説明した。「あれをつけるとどうも落ち着かない。便利にはちがいないが、違和感があるんです。自分じゃないみたいだ。だからなるべく腕一本の生活に自分を馴らすようにしているんです。少し足りないにせよ、自前の体だけでやっていけるように」
「パンはどうやって切るんですか?」と僕は思いきって訊いてみた。
「パン」としばらく彼は考えていた。何のことかよくわからないといった様子だった。それからやっと質問の趣旨を理解した。「ああ、パンを切るときね。なるほど、当然な質問ですね。普通の人にはわからないでしょう。でも簡単です。片手で切るんです。普通にナイフを持つとそりゃ切れません。持ち方にコツがあるんです。指で押さえながら刃を持ってですね、こうとんとんと切るんです」
彼はそれを手真似で実演して見せてくれたが、そんなことが実際にできるとは僕にはどうも納得できなかった。それにパンは普通の人間が両手を使って切るよりずっと上品に切れていたのだ。
「でもちゃんとできるんですよ」と彼は僕の顔を見て微笑みながら言った。 「大抵のことは片手で間に合うんです。拍手するのは駄目ですが、腕立て伏せだって、鉄棒だってできるんです。訓練です。あなたどう思いました?どうやってパンを切ると思いましたか」
「足か何か使うんじゃないかと思ったけど…」
彼は楽しそうに声をあげて笑づた。「面白い」と彼は言った。「詩にしたいですね。足をつかってサンドイッチを作る片腕の詩人についての詩。面白い詩になる」
僕はそれに対してはとくに反対も賛成もしなかった。


我驾驶ランサー走到海岸。他说:若装上假臂的话驾驶就非常简单了,可是实在是不想装。
“那样就不自然。”他加以说明。“装上之后怎么也不舒服。也不会方便的,很不协调。那就不像自己了。所以尽可能地驯练适应一支臂生活。虽稍微有点不足,就尽可能用自己的身体完成。”
“那面包到底是怎么切的呢?”我想开了就顺便问。
“什么面包?”他想了一会儿。一幅还弄不明白我说什么的样子。后来突然明白了我提问的意思。“啊,你是说切面包之事?当然,这是个很当然的问题。普通人当然不明白了。非常简单。用一只手切。像普通那样的拿刀方法是切不了的。其拿法有窍门。用手指押着拿刀切,咚咚地切。”
他模仿演示给我看。那样做实际上能实现吗?我实在看不明白。和普通人用双手切面包相比那真是太高级的切法了。
“那是完全可以的。”他看着我的脸微笑地说。“大部分的事用一只手是可以的。比如拍手是不可以的,而俯卧撑、单杠是可以的。要通过训练。你怎么想呢?怎么切面包?”
“我想,是不是要用脚或什么的切。”
他乐着笑出了声。“太有趣了。”他说。“想写诗。是有关用脚切三明治的独臂诗人的诗。那将是很有趣的诗。”我对此既无反对也无赞成。
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 楼主| 发表于 2017-3-27 21:26:48 | 显示全部楼层
再难的事情也能做。
用脚缝衣服,用脚写毛笔字,能人多得是。
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