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孙过庭《书谱》原文、汉译文、日译文(10)
【原文】
好异尚奇之士,玩体势之多方;穷微测妙之夫,得推移之奥赜。著述者假其糟粕,藻鉴者挹其菁华,固义理之会归,信贤达之兼善者矣。存精寓赏,岂徒然与?
【汉译文】
酷好崇异尚奇的人,能够欣赏玩味字书体态和意韵气势的多种变化;穷究细微揣测微妙之处的人,可以从中得到其中变化发展的幽深奥秘。撰写书论文章的人,往往择取接受前人的糟粕;真正精于鉴赏的人,方能得到内涵的精华。本来经义与哲理就可溶为一体,的确贤德和通达也可以会合归结到一起。汲取书艺精华借以寄托赏识情致,难道能说是徒劳的吗?
【日译文】
書に対して好奇心旺盛で新しいもの好きな芸術家は、字体や筆勢の多様な変化を追求し、精緻な霊妙さを愛する哲学者は、推移の根元にある奥深い哲理を体得しようとする。著述家は文献という糟に寄りかかり、評論家は芸術の菁華を鑑賞する。書はあらゆる学問の集まり帰着するところであり、まことに賢人達士の天下に善を修める道である。精魂を込め、そのすばらしさを鑑賞できるものが書であり、どうして無駄ということがあろうか。
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