言葉というものは中国語にせよ日本語にせよミスリーディングな部分があります。それを克服しようと一生懸命に辞書を調べたり、人に聞いたりするのはいいですけど、やはり、一部のものに対しては、分かるより覚えるほうが無難ですね。
例として、『あっさり』と『さっぱり』を見てみましょう。
しつこくない人を修飾するときにはどちらを使うと思うのですか。
正解はどちらも使えるのです。
しかし、よく使われているのは圧倒的に『さっぱり』のほうですけど、辞書には『さっぱり=あっさり』との文字が記されているので、間違いではありませんが、あっさりととられてしまうことになりうるのですね。
それと同じように、『一環』と『一貫』の区別は付かない人が多いようです。
その場合は、辞書ではなく、人に聞いたらまた、間違ったものを教えられる恐れがあります。
ということで、語感というものをはやく身につけないといつか頭が混乱してしまうので、皆さんがんばってください  |