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「石に漱ぎ流れに枕す」: e% d2 I, t0 T+ z
<いしにすすぎながれにまくらす>
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/ @1 h/ q/ @4 Q) |) s! m! Y負け惜しみの強いこと。
/ o% w. Q4 Y3 X8 d$ e強情や意地をはること。! `4 m' ?& @( z5 V5 B# G# j
0 @$ k4 K8 F" |/ k; O●夏目漱石の名付けのもと
& e5 ]: |$ H" }, z●素早い切り返しだったので=さすが、という読みに「流石」をあてるようになった[/SIZE]4 d8 {/ G7 ~, g, k8 V2 m
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西晋の国にいた孫楚(そうそ)は学識にすぐれ、とても頭が切れる人物でした。
1 R( s/ J8 J2 [% E; Q1 f$ b孫楚は若い頃に、仕事をやめて気ままに過ごそうとしたことがあった。9 j. r% u4 {' [# r4 v6 k: ^
当時の宰相(さいしょう)であり友人だった王済に
( i& ^( |3 M6 Q9 f 「私はこれから、石を枕にして眠り、川のせせらぎで口を漱(すす)ぐような自然のままの暮らしをしたいと思っているのです」/ _- b, l& B# _, Q
と言おうとして、間違って
3 j2 z2 _4 c6 d1 h& Q' d$ X+ Q U! V 「石で口を漱ぎ、川の流れを枕にするような自然のままの暮らしをしたいと思っているのです」. y3 J) E; t0 C) D
と言ってしまいました。0 }! }4 y" ]9 B+ h& i$ `
王済が
2 L$ Z8 _3 S8 b9 h 「おいおい・・。いくらなんでも川の流れは枕にできないよ。それに石で口を漱ぐこともできないだろう。」
8 u. X& k) w+ h1 b. ^, G/ N と冷やかしました。
0 `- D3 _ s1 P) {' d すると負けず嫌いだった孫楚は
4 [: \" r. K. Y2 @ 「せせらぎに枕すると言ったのは+ s- f# L( @( a [/ {2 @; h
世間のつまらない話を聞いて汚れてしまった耳を洗うためです。
% S" M. e4 O) C8 a. Z' D 石で口を漱ぐと言ったのは9 g" W/ }* p h- D: f) q# _
自然の中で歯を磨くのだ、ということが言いたかったのですよ。」
/ I% g5 I! i: e% q9 l7 a; Z% n" eと負け惜しみを述べて、とうとう間違いを認めなかったのです。[/COLOR] |
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