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发表于 2006-1-9 10:29:38
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山下寿明さんは自力では起き上がれない。言葉を話すこともできない。食べものは、おなかに小さな穴をあけて直接胃に入れている。
山下寿明无法靠自己的力气站起来。不能说话。进食也要靠在腹部的一个小管子直接进入胃里。
東京都世田谷区にある重症心身障害児の通所施設「あけぼの学園」でも今週、成人式が開かれる。今年お祝いする2人のうち、1人が山下さんだ。この20年間に、山下さんは知的な成長を確実にしてきた。だれも教えていないのに、テレビを見たいときにはテレビに視線を向けて声を出すようになった。ビデオが終わりそうになると、声を出して家族を呼ぶ。
这周,在東京都世田谷区重症心身障害児福利社[黎明学园]中,召开了成人仪式。在今年成人的两个人中,其中一人就是山下。这20年间,山下确实成长为一个知性的人。虽然没有人去特意教他,山下想看电视的时候就会把视线移像电视发出声音。电视看完的时候也会发出声音呼唤家人。
初めて会う人には、ニコッと笑顔を見せる。そのあと、家族に向かって、頭を上下に動かし、目をパチパチさせる。「よその人にちゃんと気を使ったよ」という合図だ。
对于初次见面的人,山下都会(对他)露出笑脸。之后再向自己的家人上下点头、眨眼。传达“请好好的招待这个人”的意思。
その一方で、からだはしだいに動きにくくなっている。おさないころは腹ばいや背ばいで移動していたのに、いまはできない。たんがつまりやすいのも心配だ。母親の絹子さんは「ここまで生きてくれたことに感謝しています。育てることは大変ですが、私の生きがいになっています」と語る。
山下的身体变的越来越难以活动。小的时候还能爬着动一动,现在完全不行了。还容易被痰卡住,很令人担心。山下的母亲绢子说“感谢上天能让(山下)活到现在。虽然养育他是很辛苦的,但是这也是我生存的意义。”
やはり、あけぼの学園に通っている岩城明子さんが成人式を迎えたのは6年前だった。赤い晴れ着を着て、ちょっとはにかむ当時の写真を母親の節子さんに見せてもらった。節子さんは「あなたはもう大人なのよ、と声をかけると、にっこり笑って応えてくれた。本当に大人に見えました」と話す。
在黎明学园就学的岩城明子在六年前迎来了自己的成人仪式。(岩城的)母亲节子给我看了当时她穿着红色盛装露着微微害羞表情的照片。节子说:“当我对她说‘你已经是大人了哦’的时候,她对我微笑。真的好象成熟的大人一样呢。”
あけぼの学園の成人式では、話すことができない子どもに代わって、ともに歩んだ20年を親が語る。その言葉が毎年、積み重なっていく。
在黎明学园的成人仪式上,代替那些不能说话的孩子们,由养育了他们20年的亲人的发言。这些话,每年都积攒起来了。 |
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