「男女別の意識をしてもらう」
この考え方は正しいと思います、男は男らしく、女は女らしくしなければならない!なぜなら、心理上にせよ生理上にせよ、かなりの差が存在していることは言うまでもなく、その点だけでも男女間の住み分けがされてきたと思わるからです。
簡単な例を上げてみます。例えば、病院の看護婦さんの仕事、或いは老人と子供にケアをするといった随分気を使う仕事に対して、多分90%の男性は尻込みするでしょう!一方、頻繁に(ああいうしょっちゅう)出張する仕事や、相当な体力を必要とする仕事には、男性の右に出る女性は稀にしかいないと思います。
性格上から言えば、殆どの男性は負けず嫌いです。彼らは外で精一杯仕事に努力し、競争の激しい社会をまるで戦士みたいに、強力なライバルと戦います。常に疲れ果てた体を引きずって家に戻り、その時、家が温かくて快適な港であってほしいという強い願いが、しみじみと胸に湧いてくるでしょう。もしも、心優しい妻が猫みたいな声で慰めたり、支えたりしてくれれば、これこそが疲労と怪我を癒す最高の薬だと思うに違いありません。
女性には女性なりの得意な役目も、自ずから現れてきます。彼女らの根気、笑顔、そしてうっとりさせる姿が生まれつきの宝物でもあり、一種の天性でもあります。一般的には簡単に変わるわけがないと思います。
当然、すべての家庭をこんなワンパターンで、ひと括りにすることはできないでしょう。社会に進出して、男に負けないようなキャリアウーマンとして才能を発揮する女性も珍しくはないのです。しかし女性はあくまでも女性です、何時まで経っても、「内心では誰かに守ってもらいたい」という気持ちがどうしても払拭できないのではないのでしょうか? |