就職試験では、面接が大きなウエイトを占めます。まず、面接会場に入る時の態度からが勝負です。ニコッと笑って、鏡かウインドウで全身をチェックして、背筋を伸ばして歩きましょう。誰かが見ているからというのではなく、自分が「本気」になるための準備です。待っている時の様子を見ている場合もあるでしょうし、油断はできません。
面接室のドアを開ける瞬間からは、見られているということは確実です。一つ一つの動作が、印象に残ります。ドアの開け方、座りかた、姿勢、気をつけることがたくさんありますね。「どちらの手で開けて、何歩で歩いて・・・」なんて考えていたら間に合いません。顔もこわばってしまいます。その場に立ったら、覚悟を決め、一生懸命堂々と振る舞うことです。一生懸命さというのは、大事なことです。ここに、本気であるかどうかが表れるのです。
質問に対しては、自分の考えを諏gに答えることです。他人の考えを借りてきて答えても、わかってしまうものです。よどみのない答えを期待されているのではなく、考えや表情、態度から、人柄をつかもうと質問するのです。いくら取り繕っても、普段の自分は出てしまいます。気取らず、人の真似をしないで、自分の良さを見てもらいましょう。
緊張したり、ピンチの時ほどいつもの態度が不意に出てしまうようです。いつもの態度がすばらしければ、心配ないわけです。どんな時でも、恥ずかしくない態度を日常で身につけましょう。毎日が大切になりますね。
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