一.自己PRの考え方
面接で必ず聞かれる質問の一つ、自己PR。
自己PRをしっかり語れないようでは面接を勝ち抜くことは出来ません。
では、自己PRはどういった考え方でまとめていけば良いのでしょうか?
自己PRは、面接はもとより履歴書・エントリーシートの段階でも必ず記入する欄があります。したがって、事前に自分の考え方をしっかり確立しておくことが必要になります。
また、面接時にも、「一分間で自己PRをしてください」といった質問も多いので、簡潔にしかも具体的に自分自身を表現できるようにしておく必要があります。
二.自己をPRする表現方法
自己PRで最終的に評価されることは、
「あなたが何を伝えたか」よりも
「採用担当者が何を感じたか」ということです。
例えば、初対面の人との会話で受ける印象は、話の内容よりも、話し方のほうが重要だと思いませんか?
一般的にも話し方のほうが重要だというデータが取れています。
面接前には友人と練習しあったり、就職課の人に相談してもらうなどして、自分をうまく表現できるようにしましょう。
三.自己PRのポイントと流れ
1.何を伝えたいかはっきりさせる
自己分析で導き出した目的意識や動機を元に伝えたいことを明確にする。
2.エピソード・事例で具体的に話す
抽象的なことではなく、具体的なエピソードを用いて説明する。時間が限られている時は、必要以上に細かく話す必要は特にない。
3.結果から、見解・主張を述べる
エピソードを話しただけで終わるのではなく、自分が経験したエピソードから、自分の考え、感じたことなどの考察・主張などを述べる。
4.それが仕事にどう行かせるのか伝える
いくら立派なエピソード・考えを主張しても、それがその会社・仕事に全く結びつかないのでは、自己PRの本質からずれてしまっている。
自分の経験からどう会社・仕事に活かせるのかをしっかり語れるとポイントは高くなる。
四.実際に自己PRを書いてみよう
自己PRの意味が理解できたら、実際に書いてみましょう。
頭ではわかっているつもりでも、実際に書こうとするとなかなか書けなかったりします。
まずはとりあえず書いてみることをオススメします。
以下の4つの項目に分けて順序立てて書いていくと、アピールしたい内容がうまく整理できると思います。
1.何を伝えたいかはっきりさせる
自分が伝えたいことが何であるかしっかりまとめ明確にすると、相手にわかりやすく伝えることが出来るようになります。
この時、自己分析で導き出した目的意識や動機を元に伝えたいことを明確にするようにしましょう。
2.エピソード・事例で具体的に話す
抽象的にではなく、自分の伝えたいことをよりリアルに相手にイメージさせるために、その時のエピソードを引用して具体的に書きましょう。
実際、友人に話すときにも抽象的な話より、実際の体験談の方が感情を込めて相手に話せるはずです。
3.結果から、見解・主張を述べる
結果だけを話すのではなく、自分の考えを述べましょう。
例えば、出来ると思ってたことが出来なかった場合には、なぜそれが出来なかったのかを自分の考えで具体的に述べましょう。
4.それが仕事にどう行かせるのか伝える
「根性や忍耐力が活かせる」ではなくて、その会社のどういったところで活かせるのか具体的に述べましょう。
そのためには、企業の仕事内容を事前にしっかり調べておく必要があると思います。
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