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面接試験
1●企業の求める人材
ア . 明朗で好感のもてる人物
イ . 学校生活を充実して送ってきた人物
ウ . 一般常識や社会常識が豊かな人物
エ . 広い知識を持ち、柔軟な考え方をできる人物
オ . 人の言うことを正しく理解し、自分の意見を明確に、感じよく表現できる人物 カ . 協調性を持った人物
キ . 公正な考え方の人物
ク . 責任感のある人物
ケ . 諏gさのある人物
コ . 積極的に行動し、働く意欲のある人物
●面接試験の準備、心がけ
(1) 規律ある学校生活をする 面接試験では、入学してからの学校生活における欠席や遅刻の状況を重視する。理由のはっきりしない欠席がないように、遅刻、早退もやむ得ない場合を除いてはしないようにする。
(2) 基礎学力や一般常識を身につけるよう努力する 面接試験でも、基礎的な学力や一般的な常識に関するものが質問される。日常の授業をしっかりと受けるとともに、ふだんから新聞などにも目を通して、一般常識や時事問題の知識をつけておくこと。
(3) 正しい言葉づかい、好感を与える態度や行動を習慣づける 古葉づかいなどは面接試験の直前になって急に直そうとしても無理。身だしなみとともにふだんから気を付けることが大切。
(4) 資格の取得に心がける 会社に入ってから即戦力として役立ち、スペシャリストとして活躍するためにも、在学中に専門的な知識なり資格なりを取得しておくことは非常に大切。
(5) 就職する企業の情報を集めておく 希望する企業宇についての知識も必要。そのためにはなるべく早く自分の進路を決定し、情報の収集をいつも心がけておくことが大切。
●面接試験の形式 各企業とも独自の考え方を生かした形式で実施していますが、予想される面接試験の形式は次の通り。 ▼個人面接
(1)受験者と試験委員が1対1で話し合う形式 受験者の精神的は軽いが試験委員の主観的判断など、客観性に欠ける点がある。平均10分程度
(2)受験者1人に対し、試験委員が2人以上で行われる形式で最も多い。
受験者の精神的負担は大きいが、客観的に公正な判断が得られる。
10分~20分程度 ▼集団面接
(1)双方とも3~5人で構成される形式。 全員が同じ質問を受けるとは限らない。他の人が答えている時の態度も評価される。30分~40分程度。
(2)4~5人の受験者に1つの課題を出して、討論させ、試験委員がその討論を観察して評価する形式。40分~60分程度。
●面接のポイント
(1) 結論は先に話す
(5) 話し方は自分の言葉で
(2) 話は簡潔に
(6) 人の話を遮らない
(3) 明るい話し方で
(7) 敬語を正しく使う
(4) 語尾まではっきりと
(8) あいまいな返答をしないこと
●面接試験中観察され評価される点 面接試験の評価をする場合に、各企業の人事部採用担当者は、業種や職種あるいは年度によって異なる面もあるが、およそ次のような項目について評価し、総合的に判断する。
(1) 見かけの面から ア . 第一印象
(2) 行動の面から ア . 言葉使い イ . 身だしなみ イ . 態度 ウ . 動作
(3) 話しぶりの面から ア . 社交性
(4) 内容の面から ア . 表現力 イ . 協調性 イ . 理解力 ウ . 積極性 ウ . 判断力 エ . 諏g性 エ . 注意力 オ . 勤勉性 オ . 批判力
●試験中の資料と、それに対する注意点
(1) 学校からの書類 卒業見込証明書、成績証明書など、成績評価が記載されているので、それらについて質問されても正確に答えることができるようにしておこう。
(2) 本人自筆の履歴書・身上書 出身校、取得資格、趣味、志望動機、家族構成など質問されても、きちんと答えられるように準備しておく。
(3) 筆記試験の採点結果 予想得点や、問題の難易、どこが難しかったかなど、内容や解答についても感想が述べられるように検討しておく。
(4) 作文試験の採点結果 作文に書いてあることについて質問されることも多いので、自分がどんなことを書いたか、整理しておく。
(5) 適性検査の結果 自分の適性や性格について聞かれる資料となるので、検査結果とあまりかけ離れぬよう、学校での適性検査の結果などおおよそつかんでおく。
(6) 企業独自の指定書類 会社訪問カードや自己紹介書、面接カードなどを提出させる企業もある。
●身だしなみ、持ち物などの注意点 服装は、学生らしく健康的で清潔感のあるものを選ぶべき。また、頭髪の手入れが行き届いているか、染毛や必要以上の加工がしてないか、爪や指先の汚れはないか、ブラウスやシャツのえりもとやそで口は汚れてないか。 持ち物としては、当日面接で聞かれることもあるので学生証は必ず持参する。ハンカチは2枚用意します。意外と汗をかくもの。 |
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