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发表于 2006-4-21 11:27:43
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ある時、ネズミたちが集まって、猫の攻撃から身を守る手だてを相談する。このイソップの物語では、猫に鈴を付ける案に「誰が付けに行くのか」という厳しい現実が立ちはだかる。
伊索寓言中有这么一个故事。一天,老鼠们开会讨论怎样保护自己不受猫的侵犯。有老鼠提议在猫的身上系上铃铛,可是“谁去系铃铛呢”,严峻的现实难倒了他们。
相談だけで物語は終わり、ネズミたちの暮らしも、おそらくは元に戻った。しかし、もし今日本の国会に出ている「共謀罪」があの世界にあったならどうか。ネズミたちは、猫への「営業妨害」の共謀で摘発されたかも知れない。
故事结束时,老鼠们还在讨论,他们的生活应该还是老样子。如果那时就有现在日本国会正在讨论的“共谋罪”这种说法的话,结果会怎样呢。老鼠们很可能被指控为合谋“干扰猫的业务经营”。
犯罪の実行を話し合っただけで罪となる「共謀罪」の新設を盛り込んだ組織的犯罪処罰法などの改正案の審議が、衆院でまた始まる運びだという。改正の本来の目的は、国際的なテロ組織やマフィアによる犯罪の未然の防止だ。
据说众议院准备再次审议关于有组织的犯罪处罚法的修改草案,按照该草案的新增规定,只要一起谈论实施犯罪,就算犯了“共谋罪”。修改法律的初宗是为了预防国际性恐怖组织以及黑社会犯罪。
国連での条約採択を機に、批准に向けて国内法を整備しようと、政府は03年に改正案を国会に出した。しかし市民団体などが、一般の人や団体にまで適用されかねないと強く反発した。2度廃案になり、今度が3度目だ。
2003年,政府借联合国采用新条约之机,向国会提出,应完善国内法律。可是市民团体强烈反对,认为很可能会运用到普通百姓、一般团体。提案2次都被否决了,这次是第3次。
「『冗談のつもりだった』は通じない」。そんな題の冊子を京都弁護士会が作った。共謀罪が適用される恐れのある例を、漫画で示している。税理士事務所で、会社の社長が言う。「先生、法人税なんとかならんかな。経費の水増しとか」「まあまあ社長、私の方で出来ること考えますよ。ハハハ」。こんな談笑でも罪に問われる可能性があると指摘する。
“‘开玩笑说说而已’也不行”。京都律师会以此为题编了一本小册子。将有可能被疑为“共谋罪”的言行以漫画形式举例说明。在税务师事务所,某公司老板在咨询,“先生,法人税方面能不能想想办法?比如说在经费中加点水分。”“嗯嗯,老板,我一定尽力想办法的。哈哈哈”。文章指出,诸如此类谈笑都有可能被控犯罪。
国会での審議は具体的に、そして慎重にすべきだろう。社会の安全の確保が大事なことは、言うまでもない。しかし、人々の冗談や相談が摘発されかねない世の中では困る。
国会的审议应该具体且慎重。诚然,保障社会安全很重要,可是如果人们开个玩笑或者商量点事情都有可能被指控的话,成什么世道了? |
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