胆小，胆怯

wakka

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【広辞苑】
びび・る
〔自五〕
はにかむ。気おくれして、しりごみする。誹風柳多留7「あいさつに男の―・る娵よめの礼」。「テレビカメラの前で―・る」


【大辞林】
びび・る [2] （動ラ五［四］）
（１）気後れする意の俗語的表現。「ここで―・っては負けだ，強気でいけ」
（２）はじらう。はにかむ。「あいさつに男の―・る娵(ヨメ)の礼/柳多留 7」
（３）けちけちする。「人の嗇(シワク)て物をしむを―・ると云は微々ならんか又びり____すると云も―・るに同か/志不可起」


【国語大辞典】
びび・る
__ 〔自ラ五(四)〕
１ 恥ずかしがって小さくなる。また、気おくれして小さくちぢこまる。萎縮する。「大打者に対して投球の腕がびびる」＊雑俳・柳多留‐七「あいさつに男のびびる娵の礼」
２ すねて素直でない。
３ 音が震動する。音が響いて聞こえる。＊雑俳・和国丸「鑵子の蓋のびびる樽拍子」
__ 〔自ラ下二〕音が響いて聞こえる。＊歌謡・紙鳶‐上「少しもびびれたる音色あしくはづむ一ぺんなり」


【日本語辞典】
びび・る《国》
〈自動五段〉［俗語］こわがって、ちぢこまる。


【明鏡国語辞典】
びび・る__自五__
〔俗〕恐れてしりごみする。おじけづく。


【新明解国語辞典】
びびる
「おじける」の若者ことば。
「はっきり言えよ、何びびってんだ」


【学研国語大辞典】
びび・る
《自動詞五段活用》活用表〔俗語〕
①はにかむ。恥ずかしがる。
②ためらう。しりごみをする。「失敗したらどうしようとびびってしまった」


【大辞泉】
びび・る
［動ラ五］恥ずかしがる。また、おじけづく。気持ちが萎縮（いしゆく）する。「大舞台で―・ってしまう」


【現代用語の基礎知識２００３年版】
◆びびる／ばびる〔若者用語〕
おじける。うろたえる。びくびくする。しりごみする

池脇千鶴

びびる
「おじける」の若者ことば。
用例・作例
はっきり言えよ、何びびってんだ

Shin Meikai Kokugo Dictionary, 5th edition (C) Sanseido Co., Ltd. 1972,1974,1981,1989,1997