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ジェーン:日本人は集団で行動するのが本当に好きですね。
お母さん:えっ?
ジェーン:今朝大学に行く時大学の近くの会社で社員がみんな駐車場で一緒にラジオの音楽を聞きながら体操をしていました。
お母さん:ああ、それは「ラジオ体操」と言うのよ。アメリカではみんな一緒にラジオ体操をすることはないでしょうねえ。ジェーン:ええ、ありません。それから昼休みにマグドナルドでハンバーガーを食べていたら、同じ色の服を着たOLが10人ぐらい入って来てみんな一緒に食べていました。
お母さん:同じ会社の制服を着たOLでしょうねえ。そうねえ、同じ会社の人と一緒に御飯を食べに行くことはよくあるわね。
ジェーン:夕方テニス部の友達と飲み屋にいったんですけど、お父さんの会社で働いている吉田さんがいたんです。吉田さんは会社の人5人と一緒にお酒を飲んでいましたよ。
お母さん:そう言えば、サラリーマンやOLは同僚と一緒にいろいろなことをするわね。
ジェーン:吉田さんは仕事のあとで同僚とお酒を飲みに行くだけでなく、週末にも会社が持っているテニスコートで会社の人とテニスをすると言っていましたよ。
お母さん:お父さんも土曜日によく会社の人と一緒にゴルフをするわね。
ジェーン:そうですね。日本のサラリーマンはずいぶん会社という集団と一緒に行動しますね。
お母さん:本当ねえ。そう言えば、学校でもよく集団で行動するわね。例えば、小学校や中学校で生徒を「班」という小さいグループに分けていろいろなことをさせたり、秋の邉踊幛螘rに団体競技をたくさんさせるし、「修学旅行」という2ー3日の旅行も一つの学年みんなが集団で行くわね。
ジェーン:それから、ニューヨークにいた時、よく日本人が集団で観光旅行をしているのを見ました。バスに仱盲皮い肴巳郡毡救摔恰ⅳ撙螭庶い髪でカメラを持っていて、少し変でした。
お母さん:アメリカではあんまり集団で行動しないの
ジェーン:そうですねえ、学校でフットボールをしたり、ボーイスカウトに入っていたり、マーチングバンドに入っていたりすれば集団で行動しますけど、アメリカでは日本ほど集団では行動しませんね。日本では集団と個人とどっちのほうが大事なんでしょうか。
お母さん:さあ、どうでしょうねえ。「出る杭は打たれる(A tall tree catches much wind.)」という諺があることを考えると、個人も大事だと思うけど、集団の一員として行動するほうが大事だと考えられているのかもしれないわね。
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