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天声人语(2月8日)—教育は国家百年の計

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发表于 2007-2-9 05:20:20 | 显示全部楼层 |阅读模式
通り道にある小学校の脇を歩いていると、いいにおいがしてきた。給食室で白い前掛け姿の人が、ずらりと並んだ皿に何かを盛りつけているようだ。ふと、給食代を払わない親たちがいるという記事を思い出した。
   
笔者在临街小学旁边行走时,闻到了阵阵香味。配餐室里身系白色围裙的人员,正往排成一溜的餐具里盛着饭菜。笔者突然想起了不给孩子缴纳伙食费父母的那则报道。


歓声が聞こえる。休み時間らしく校庭いっぱいに児童が遊ぶ。ドッジボール、縄跳び、追いかけっこ。入り乱れる様は昔と変わらない。あどけない笑顔を見つつ、今の学校が抱える問題の多さ、深刻さを思う。
   
此时传来了孩子们的欢声笑语。时逢课间休息,校园里到处都是嬉戏玩耍的孩子。他们玩着躲避球游戏、跳着绳、追闹着。嘈杂一如往昔。看着这些孩童天真无邪的笑脸,笔者却想起现如今学校所存在的诸多问题与其深刻。


文部科学相の諮問機関の中央教育審議会の総会で、劇作家で評論家の山崎正和さんが会長に就任した。審議を見守りたいが、文科相が気になる発言をした。
   
在文部科学相的咨询机构中央教育审议会总会上,剧作家兼评论家山崎正和就任会长。他希望一直关注审议结果,但文科相却做了颇令人担心的发言。



安倍首相が通常国会に提出する意向を示す教育関連3法案を巡り「2月中か3月上旬にはまとめていただきたい」と述べた。性急な感が否めない
   
就国会例会中所提出的教育相关的三个法案的意向,安倍首相提出“希望在2月中旬或3月上旬得出结论。其性急之态实无法否认。


山崎さんは以前、日本の教育を改める必要性を指摘して、森鴎外の小説『青年』にふれた。「『日本人には人生がない』と嘆く一節があります。『学校に行けば人生があるだろう』『学校を出れば人生があるだろう』と急いでいるうちに、結局、人生を味わうゆとりもなく命が終わってしまう、というのです」(『二十一世紀の遠景』潮出版社)。この辺りにまで踏み込んだ深い論議を期待したい。
   
山崎先生以前曾指出有必要改革日本教育,并提到森鸥外的小说《青年》。其中有一节文字感叹 “‘日本人没有人生’。说的是人们认为‘上学就有人生’‘毕业就会有人生’然而,人们在这匆匆过程中,尚未好好体会这份闲暇,便已离世。”(《二十一世纪的远景》潮出版社)。山崎先生很希望国会能深入讨论到这些问题。


文科相は、教育は国家百年の計とも述べたという。それならば、設けるのは締め切りではなく、百年後に耐える議論をするゆとりにしてはどうか。時には、校庭で歓声を浴びてみる。一人一人が元気に育ってほしい。そんな思いが、心の底からわき起こってくるはずだ。
   
据说文科相也提出教育乃国家之百年大计。如若如此,便不要限定讨论的截止时间,给这些将经历百年大计的讨论于更多时间如何?偶尔,也享受一下校园内的欢声。让每个孩子都茁壮成长。如是,这些想法,便会自然由心而起。
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