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金属加工プレス品の経験について
私は三つの工場で仕事した経験を持っています。その間、色々なベンダー関係の金属加工のプレス・メーカーを回ったことがあります。
チューナーの枠を作っているプレス・メーカーに行って、工程監査および見学をしたことがあります。チューナーの枠の成型は順送プレス型を利用して、要するに、六つのプレス工程を一つの型にまとまって、ベース材料を最初から入れて、金型の方がガチャガチャとすごく速いスピードでプレスして、下のベルトコンベアがいつも均等なスピードと間隔パターンでベース材を搬送して、最後の工程から、チューナーの枠が出てくることです。順送型のメリットとして、生産の安定性を高め、作業者も低減できます。その他は、スピードも速いし、生産能率も単発型と比べ物にならないほどアップすることです。
パルセーター式の洗濯機の工場です。洗濯機としては、水を溜まっている外槽と衣類を洗浄するバスケットがどうしても必要です。外槽とバスケットは全部日立工場内部で作っているから、大きなプラスチック成形機とバスケット加工のプレスカシメ機械のそばで、トラブル排除および技術指導の通訳が必要です。洗濯機の高級機種のバスケットは全部サッス、ステンレスの材料で作ります。その作り方としては、まず、バスケットの体にする幅が半メーターぐらいのベース材に穴を開くために、ベース材を三回プレスして、バスケットの底にあるお皿のような形の底ベースの外周寸法に合わせて、ベース材を切断プレスします。それから、怪我をしないように、ベース材の上側のエンジ折り曲げの加工をしてから、底ベースといっしょに大きなカシメ機械に乗せて、ガチャガチャと底ベースの円周カシメの作業をします。カシメ作業が終わったら、ベース材の上側には、バランス・リングというプラスチックの部品を組んで、一個のバスケット部組みがこれで終わりました。御社は電池関係のボディーのプレス品を作っていますが、両方とも筒の形状で、その作業方法は多分バスケットの加工と同じような工程だろうと思いますよね。
LCDテレビを作っている工場ですから、使われているプレス金属部品がほとんど大きい部品です。壁掛けのような小さい部品はアルミ・ダイカストで作ります。大きい金属部品のプレス加工は基本的に単発プレスで対応します。ベンダーに何回も回って見学したことがあります。単発プレスは部品によって、工程数も違がいます。簡単な部品は大体四つ五つぐらいの工程で対応できます。難しい部品は十工程ぐらいあります。一般的なのは、七つ八つぐらいの工程があります。LCDテレビに使われているパネル・シャーシーを例として説明させていただきます。その工程としては、まず、部品の外周形を取るために、亜鉛でメッキした鋼板のベース材を一回プレスします。それからの二工程は、穴を開くことです。穴の形状とレイアウトによって、二三回プレスする場合もあります。それから、成形の折り曲げプレスをして、大きな部品の使われている材料の厚さによって、二三回プレスすることもあります。成形が終わってから、裏面にある電子基板を固定するネジ・ダップのカシメ・プレス作業です。カシメ・プレスが終わったら、ドリルでダップの内週にネジヤマを加工します。最後に、やすりで部品エンジのバリを研磨して、一個のシャーシーが出来上がりました。
内の会社と関係ある宮後プレスというメーカーに行って、見学したことがあります。そこで、いま世の中で先端なトランスファプレスも見たこともあります。トランスファプレスのメリットとしては、低騒音、精度も高いです。それは一般の単発と順送型がどうしても及ばないのです。
以上です |
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